四十四話 ページ46
牛「ぺーぺー！ちょっとこっち！！」
Ｐ「あ、はいはい！」
『あ、あの！』
あ、行っちゃった...。
何で私を狙ってんのか聞き出そうと思ってたのに。
まぁ、大丈夫だろう。
次の作戦に移るとするか。
◈ ◈ ◈
先「あの、牛沢さん？でしたっけ」
先生が牛沢さんに話し掛ける。
学ランを翻して振り向いた。非常に不機嫌そうでらっしゃることで。
牛「なんすか」
先「超能力少女...探してるんでしょう？僕は残念ながら誰だかは分かりませんが、せめて男子生徒は解放して頂けませんか」
超聴力を使って先生との話を盗み聞き。
先生、作戦の協力、本当にありがとうございます...。
牛「あー...その方が探す効率も上がるかな...。ガッチさん、ガッチさん！！男子生徒追い出すぞー！！」
すると、ガッチマンさんが振り向いた。
ガ「はいはいー」
ガッチマンさんがメガホンで叫んだ。
ガ「男子生徒、女子生徒で別れろーー！！」
その声に怯えたのか、てきぱき動くみんな。
ノロノロしてても大丈夫だと思うけど...。
遅いと殺されるとでも思ってんのかな？
まぁ、ちゃんと別れたっぽい。
つ「...」
つわはすさん、凄い静かに先生を睨み付けてる。
P-Pさんはそんなつわはすさんの肩を笑顔でバシバシ叩いていた。
ガ「男子生徒は帰っていいよ〜。あと、女子生徒は校門に並んでね。違うと判断したら、帰っていいからね」
◈ ◈ ◈
私、一番最後に並んでます。
男子生徒と、殆どの女子生徒は帰った。
教師も全員、四人に追い出された。
ただ、校門出る時に、何か飲まされてる。
記憶を消してると見た。
あれを飲んだら、今起こってたこと全部忘れるんだと思う。
みんな、何かに取り憑かれたみたいに、ふらふらしながら帰って行く。
そして、私の前に並んでいた子がいよいよ帰った。
Ｐ「...最後の一人だ」
牛「この子確定か？」
つ「いや、違ったら困る。念の為見ておこうよ」
ガ「はい、こっちね〜」
四人がいる方を見た。
その瞬間。
【今だっ！！】
テレパシーで叫んだ。
そして、すぐに背後の草むらから飛び出して来た最俺。
キ「オラオラオラオラァ！！」
Ｐ「え、ちょ、うわぁ！！」
こ「よいしょぉ！！」
つ「うぎゃあ！！」
フ「ごめん、ねっ！！」
牛「謝るなら離s痛ッッッてぇ！！」
ヒ「えへへー、ゲットゲット」
ガ「俺はポケ〇ンか！！」
見事に四人を捕らえた最俺。
レトさんが四人の後ろ髪を避け、うなじを見た。
レ「やっぱり！！」
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
