四十三話 ページ45
まず、私がわざとらしくうろうろする。
注意を引くため。
みんなかなりうろうろしたりざわざわしてるけど、私はわざと遠回りして動いた。
そして、佐藤先生に声を掛けた。普通に。
『先生』
先「ん？」
先生にもテレパシーで作戦を説明してある。
その作戦の通り、普通に返事をしてきた。
つ「...あれ、ちょっと、そこの女子生徒と教師」
よし、反応あり。
つ「勝手に喋らないでくれますかね？」
つわはすさんが近付いて来る。
私たちがわざと、つわはすさんのかなり近くに寄ったからね。
見た目はかなーり幼い。中学の制服だし。童顔だし。背は低いし(私よりはでかいけど)。
もし、彼が実況者のつわはすさんであるなら。
負けず嫌いで煽り耐性低めなはず。
私はニヤリと笑って、上から目線で告げた。
『...喋るな、なんて誰がいいましたっけ？』
先「お前、言葉だけは大人ぶってんのな。低い目線から見られても、何とも思わねぇけど。チビ乙」
つ「っ！！」
カッと目を見開くつわはすさん。
効いてる効いてる！
【先生、日頃のストレス発散しちゃっていいですよ】
テレパシーで伝えた。
すると、チラリとこっちを一瞬見たと思ったら。
真っ黒な笑みを浮かべた。
わお、眩しい笑顔でいらっしゃること(白目)
これ、ヤバいのでは？
先生のストッパーなどないぞ、ん？
先生のストレスは半端なさそう...。
そんな私の予感は当たった。
先「そこの緑髪のクソガキ。お前な、コイツらと同じ高校生だろ？それが何だ、一生懸命大人ぶりやがってよ。俺らから見りゃあお前なんかガキの中のガキだ。チビで、童顔で。背も器も小さいのに、態度だけはでけぇんだなぁ？あぁ？」
...だれおま。
先生キャラ崩壊。
教師ってストレス、溜まるもんなんだねぇ...。
先生、いつもありがとうございます。
こんなになるまで私たち生徒を...。
先生の罵倒はまだ続く。
あー、先生。つわはすさんは任せた。
私はP-Pさんのとこ行くから。
Ｐ「...この子も違うなぁ。あの子も違う...」
P-Pさんは周りを注意深く見回している。
よし。
『っくしゅ！！』
わざとの嘘くしゃみ。
Ｐ「...ん？」
きたきた。
さぁ私！か弱いアピールだ！！
『ひっ！ご、ごめんなさいっ...！！何でもしますから、どうか、命だけは...！！』
Ｐ「命は取らないよw超能力少女を連れていくだけw」
『よ、よかったぁ...。でも、何で超能力少女を？』
Ｐ「あー、それはねぇ、」
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
