二十五話 ページ27
お昼ご飯くそ美味かった。
美味しいものは人を幸せにするね。
あ、レア苦手なんで。もちろんステーキは美味しく焼かせていただきました。
五人とも苦笑いしてたわ。
さ、帰る準備しなきゃ。
全身サイコ組三人は二日酔いがヤバいらしい。
知ーらね★
グリバ組は偉い。テキパキ用意してらっしゃる。
◈ ◈ ◈
車なう。
運転は安定のフジくん。
二日酔いさんたちは爆睡してる。
本当に残念な奴らだ。
こ「Aちゃん」
『ん？』
真ん中の席に座ってるこーちゃんが振り向いてきた。
こ「本当うちのメンバーな迷惑かけてごめんな...何度言っても学習しねぇの」
『いやいや！そんなことないし、レトさんも毎年酔いつぶれて帰ってきてたから慣れてるよ』
こ「優しい」
『だろ』
フ「いや、普通にAちゃんは優しいべ」
『あらフジくん、嬉しいこと言ってくれるじゃありませんの〜』
フ「そうでもありませんわよ〜」
運転しながらクネクネし始めた。
器用だな。そしてキモい←
フ「もうすぐ駅だよ」
『ありがとう。レトさーん、駅着くよ』
レ「Zzz...」
こうなりゃあれだ。
『あんな所にキングラーが！』
レ「どこや！？」
『おはようレトさん。駅着くよ』
レ「あぁ...」
レトさんはふぁあ、と伸びをする。
レ「イベントの移動も毎回大変やわ」
今からお前を連れて帰るこっちの身にもなれこの鼻声。
レ「ま、俺ならやってあげちゃうんやけどね〜、優しいから〜」
無性に腹が立ったから、精一杯の笑まを浮かべて告げた。
『寝言は寝て言え』
レ「酷い！！」
フ「着いたよー！」
フジくんが車を停める。
『あ、到着したのか。ありがとうフジくん！！機会あったらコラボやろうね！！寝落ち組にも伝えといて！！行くよレトさん、新幹線来ちゃう！！』
一息で伝えると、鞄とレトさんを抱えて駅へ一直線。
こ「あ、ああ、じゃあな！」
フ「ま、またLINEするね！」
二人の返事に手を振る。
こ「なぁ、あれ絶対超能力でレトさんと荷物抱えてるよな」
フ「思った。女子高生が成人男性と二人分の宿泊荷物抱えて走ってるぞ。やべえよ」
◈ ◈ ◈
レトさんと荷物を新幹線の席に置く。
周りの目線？知らね☆
力がバレずに帰れればいいんだよ。
最近力を人前で使うことにあんまり抵抗を感じなくなってきた。
ま、いっか。
この甘い考えが、後に悲劇を起こすことになるなんて、思いもしなかった。
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
