二十三話 ページ25
打ち上げは終わりました。
私達もさっさとホテルに向かう。
運転席と助手席のスタッフさんは、しーなさんのお友達。
『お願いします、うれいさん、ひなたさん』
運転がうれい おびるさん、助手席にいるのがひなた もえさん。
二人もレトさんのことが好きらしい(可愛い的な意味で)。
わお、レトさんモテモテー(棒)
まぁ、私もレトさん大好きだしね(家族的な意味で)。
お「全く...しいなお酒弱いのに飲み過ぎだし」
も「ごめんなさいあかつきさん」
『あ、全然気にしないでください！』
わお、しっかり者だわ。流石。
お「女性スタッフは私達三人だけなの。女の子どう仲良くしようね」
も「そうだね、よろしくお願いしますあかつきさん」
『こちらこそよろしくお願いします』
丁寧だ...。
ま、よろしくお願いしますってのは上辺だけ。関わるつもりは無い。
しいなさんは酔ってなきゃしっかり者なのにね。
残念な美人っていうか。
お「あかつきちゃん、本名って聞いても大丈夫？」
憂井さんと車内のミラーで目が合った。
『あ、えっと、Aです』
...あ、ガチで下の名前言っちゃった。いつもなら名字以外許さないのに。
も「そっか。よろしくね、Aちゃん。もえでいいよ」
お「私もおびるでいいよ」
『あ、はい...もえさん、おびるさん』
ああ、何か思った。
世の中、悪い人ばっかじゃないのかもしれないなぁ。
◈ ◈ ◈
ホテルに到着。
今日はここに泊まり、明日帰る予定。
ホテルマンさん達に手伝ってもらい、出演者を全員部屋に押し込んだ。
ありがとうございますホテルマンさん...。
お「じゃあね、A」
も「お疲れ様」
し「お疲れ様ァァァァァ！！」
お「馬鹿、今何時だと思ってんの」
『お、お疲れ様でした...しいなさんをよろしく...』
し「私をよろしくゥゥゥゥ！！」
も「おびる、早く行こ」
お「そうだね。じゃ」
スタッフさんはここで解散。
去っていく車に手を振った。
『...眠過ぎて滅ぶ...』
もうすぐ夜が明ける...。
部屋がこんなに遠く感じるなんて...。
ねっむ。
ってか、女子高生が大人五人と同じ部屋で寝るのか。まぁいいけど。
レトさんの隣の布団に潜り込むと、すぐに夢の中へ落ちていった。
今日(日付け変わってるから昨日？)は色々疲れた日だった。
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
