二十二話 ページ24
『...しいなさん、離れてください』
し「えー！？あかつき...私のこと嫌いなのー！？しいな悲しいよー！」
あれから数時間。
日付も変わり、うつらうつらしていた私にしいなさんがくっついてきた。
お酒くさいし、ハイテンションで顔は赤い。
完全に出来上がってやがる。
スタッフさんの半分はしいなさんと同じ状況、寝てる人や他の関係ない人に絡んでる人も。
これは酷い。
真面目なお手本の方々が止めに入り、水を飲ませている。
出演者はどうなっt
キ「イェェェェェェェェェェェェェェェ！！」
ヒ「えへへ...こーすけ、フジぃ...殴ってもいいかなぁ？」
こ「はいはい、キヨ、水飲めこの馬鹿」
フ「殴ってもいいよっ☆」
ヒ「っしゃあ！！」
(งヒ ˙ω˙)ว☆))Д^フ) ﾄﾞｶｯ
フ「痛い、もっと！！じゃなくて、ほら水飲んでー！！」
レ「Zzz...」
大★惨★事
フジくんが言ってたことがよーーーく分かったわ。
し「A〜構っt」
『本名ダメ、ゼッタイ』
しいなさんの口を秒で塞ぐ。
し「ふ、触れられた...！？あ、落ちた。結婚しようよA」
『女同士です。本名呼ぶな』
コップに水を注ぎ、しいなさんに突き出した。
素直に飲んでくれたからまぁ許そう。
しいなさんを放置して、レトさんを揺すった。
『レトさーん』
レ「Zzz...」
『起きてー』
レ「Zzz...」
『寝たいのはこっちなんだけど...』
レ「Zzz...」
『あそこにキングラーが！』
レ「ホンマか！？」
『おはようレトさん』
ガバッと起き上がり、フラフラしながらキングラーを探し始めたレトさんも放っておこう。
し「A〜」
レ「あ、あれがキングラーか！？」
私だと勘違いしているのか、レトさんに手を伸ばすしーなさん。
キングラーだと勘違いしているのか、しーなさんに手を伸ばすレトさん。
お 察 し く だ さ い
し「...？」
レ「...？」
し「...」
レ「...」
し・レ「「！！」」
バッと一気に離れる二人。
真っ赤っか。酒と恋って怖いね。
...爆発しろ。
私はもう最俺の所行くぞ。
『キヨくん、ヒラくん』
ヒ「あ！愛しのAちゃんだぁ〜」
フ「こら、ヒラ！！ゴメンね、あかつきちゃん！」
『ヒラくんは酔ってるだけでしょ』
キ「はぁぁぁ！？俺の方がAのこと好きだしー！！」
こ「ごめんねAちゃん...」
カオスだね。最俺って飲み会とか行くと大抵こうなのかな。
めんどくさい、という言葉がこんなに当てはまるとは。
今日学んだこと
サイコ組は酔うと止まらない。
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
