二十話 ページ22
あれから、他の最俺さん達にも話をつけ、特にギスギスすることもなく本番の時間を迎えた。
抱っこされた状態でステージに上がるのすっごい恥ずかしかった...。
しいなさん自重せい。
おっと、もうすぐ始まる。
司会者さんの声が聞こえてきた。
今年も百花繚乱さんが司会者さんみたい。
レ「じゃあ、頑張ろうな！」
キ「当たり前だっつーの！！」
ヒ「頑張ろ〜！」
こ「おう！」
フ「頑張ろう頑張ろう！！」
『はい！！』
みんなで、拳をカツンと合わせて、笑い合った。
ステージ裏からは沢山の人が見える。
緊張は不思議とほぐれていた。
百「それでは、ご登場いただきましょう！！まずは、最終兵器俺達ー！！」
百花さんの言葉に反応し、こーすけさん、フジさん、ヒラさんはステージに飛び出して行った。
キヨさんは一瞬こっちを見たような気がしたけど、気のせいかな？
まぁ、四人ともちゃんと出たようだ。
黄色い悲鳴が沢山飛んでいる。
キ「うぃーす！！どーもキヨでーす！！」
こ「どーもこーすけでーす！！」
ヒ「はいどうも、ヒラでーす！！」
フ「こんにちは、フジです！！」
ワーキャーしてる。流石最俺さん。
百「続いて、レトルトー！！」
レトさんは私に軽く笑い、ステージへ上がって行った。
そしてすぐに歓声が聞こえてきた。
レ「はーいこんちゃーす！！レトルトと申しまーす！！」
...そういえば、私ってかなり凄いんじゃない？
有名人気実況者、レトさんと暮らしてて。
これまた有名人気実況者、最俺さんと仲良くなって。
美人スタッフ、しーなさんと打ち解けて。
ヤバい、一度に沢山の人と接したの初めてだよ。
百「では最後！あかつきさーん！！」
私が呼ばれた。
すると、しいなさんがそっと手を振ってきた。
口パクで何か言っている。
が ん ば っ て
そしてすぐに持ち場についた。
『(...頑張るよ、しいなさん)』
こんなに応援されたら、私もお返ししなきゃ。
期待に応えるように、ステージに駆け上がった。
『はいこんにちはー！！あかつきでーす！！』
広い会場には沢山の人がいた。
リハとは大違い。まるで別の場所みたい。
テンション上がるけど、力を抑えなきゃ。
みんな手やうちわを振ったり、大きな声をかけてきてくれりしている。
あかつきちゃーん！！
え、超可愛いー！！
目ぇでっか、顔ちっさ！！
背ぇちっちゃい！！
はいあかつきです。可愛いくはない。目も顔も普通のサイズです。最後のセリフ行ったの誰だ前に出ろ。
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
