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夏も終わりかけの8月
夕焼けに近い16時


ノックが聞こえて顔を出すと
大我さんは「お出かけしよ」なんて珍しく誘ってくれた


鞄とか選んでると、なんもいらないよって笑って
後ろから髪を結んでくれて


ギター1本背負った大我さんと
オレンジになりかけの空の下歩く


珍しく全部信号が青で いい日だねって目を合わせて笑った




20分ぐらい歩いて
ついた先はオレンジになりかけの海が広がっている




もう夏の終わりだからか、穴場なのか、全く人影がない
「こっちこっち」って手招かれて
並んでちょっと高めのコンクリートに座った




『うわ 綺麗』




夕日に染まって 輝く水面にため息がでる




「綺麗でしょ?ここ好きなの俺 よく昔来ててそういえばAに見せてあげなきゃなって」


『見せてあげなきゃってなんですか』


「色んな景色見ておかないと大人になったときに寂しくなるから これが綺麗って思ったもの、全部大事にしなね」


『急に深いなあ』


「綺麗とか好きって素直に言えるのどんどん簡単じゃなくなるからね
大人って多分Aが思ってるより淋しいよ」






夕日に染る大我さんの横顔がいちばん綺麗です なんて言えるわけもなく
潮風に身を任せて目を閉じると
ギターの音色が聞こえてくる





"さよなら" とか "君" とかまるでひと夏の恋みたいな歌詞
歌の中だけでも恋人でいれたらいいのになあ と思うのと同時に
まるで一緒に過ごす最後の夏みたいでちょっと切なくなった





「夏にはこれに限るね」


『ずっとこのまま夏でいいのになあ』


「そしたらA年取れないでしょ」


『そっか』




日が暮れるまで他愛もない話をして
潮風と 夕日と 切なさにツンとするような
いい夏の終わり





----------------

♫ Mr.Children / 君がいた夏

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設定タグ:sixtones , 京本大我 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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はむ(プロフ) - こまり ,さん» コメントの通知を切っていたので返信遅れてしまいすみません!そのような感想いただけて本当に嬉しいです泣 一応完結まで下書きにあるので更新お待ちください!最後までよろしくお願いします (8月15日 2時) (レス) id: 502b185181 (このIDを非表示/違反報告)
こまり ,(プロフ) - とても素敵なお話で胸がギューってなりました( ᐢ ̥_ ̫ _ ̥ᐢ )更新楽しみにしてます♡♡ (8月12日 5時) (レス) @page47 id: 12b1fa3c73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はむ | 作成日時:2022年8月5日 11時

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