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注意:暴力を連想させる表現があります。苦手な方はUターンお願いします
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大体の男の人ならこうしてれば終わってたはずなのに
今日の人は荒っぽくて物とか投げ出したから
さすがに怖くて急いで服を着て違う部屋に逃げて鍵をかけた
自分の家の寝室なのに入れないってどういうこと?明日バイトなのに
だからバンドマンなんて
自分には何も無いことに気づいたとき 悲しくなって
ほんとは 別の人を呼べるなら呼びたいのに
どう逃げようと抗おうと私にはこの人しかいなくて
親の代わりに なんて
ほんとは顔なんて見たくないのに
電話をかけるか かけないか 迷って
男の人がどんって扉を蹴り出したのと同時に
震えながら発信ボタンを押した
「はい京本です」
『もしもしたいがさん』
「…A?どしたの」
久しぶりに聞いた 優しい声
『たいがさん 今家なんですけど たすけ…あっ』
いつの間にドアを開けられてて ケータイをぱっと取ると
通話終了のボタンを押された
最後望みも消えた今
もうおしまいなのかもしれない
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はむ(プロフ) - こまり ,さん» コメントの通知を切っていたので返信遅れてしまいすみません!そのような感想いただけて本当に嬉しいです泣 一応完結まで下書きにあるので更新お待ちください!最後までよろしくお願いします (2022年8月15日 2時) (レス) id: 502b185181 (このIDを非表示/違反報告)
こまり ,(プロフ) - とても素敵なお話で胸がギューってなりました( ᐢ ̥_ ̫ _ ̥ᐢ )更新楽しみにしてます♡♡ (2022年8月12日 5時) (レス) @page47 id: 12b1fa3c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はむ | 作成日時:2022年8月5日 11時