【トリップ】黒子のバスケ【男主】

16話 ページ42

「キャアア！黄瀬クーン‼︎」


館内に響く黄色い声…。
それに驚く誠凛バスケ部。
それと反対に海常バスケ部は慣れたようだ。


「……テメーもいつまでも手とか振ってんじゃねーよ‼︎!」


「いてっスイマッセーーンっっ」


いつまでもシャララ☆としたオーラをふりまく黄瀬に海常のキャプテン…笠松 幸男は蹴りを入れた。


デルモをやってるやつに容赦無く蹴っ飛ばすことができるのは笠松位だろう…。


「シバくぞ‼︎」


「もうシバいてます…(汗)」


「てゆーか今の状況分かってんのか黄瀬！」


先程蹴っ飛ばしたばかりなのにもかかわらず黄瀬に肩パン(？)をしまくっている笠松。
結構頭に来ているらしい。
…黄瀬が痛そうだ。


「あんだけ盛大なアイサツもらったんだぞウチは…キッチリお返ししなきゃ失礼だろうが！」



………あの殴りは信頼し合っているからこそだろうな。
羨ましい。

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