3話 ページ29
「海常高校と練習試合!?」
「そっ!」
皆の聞き返しに笑顔で答えるリコ。
「相手にとって不足なし!一年生もガンガン使ってくよ!」
「不足どころかすげえ格上じゃねーか」
「そんなにつよいんですか?」
不満をごちる日向に一年が聞く。
「全国クラスと強豪校たよ。
「ええっ!?」
「それよりカントク、帰ってきた時言ってたアレ、マジ?」
「アレ?」
「あれ火神聞いてなかった?」
「もちろん!海常は今年『キセキの世代』の一人、黄瀬 涼太を獲得したトコよ」
(『キセキの世代』!!)
「ええっ!?」
「あの!?」
リコの言葉にざわめく一同。
(まさかこんなに早くやれるなんてな…ありがてー!!テンション上がるぜ!)
「黄瀬君ってモデルもやってましたよねぇ?」
「んあ?そうそう。たしか、やってたよ」
俺が、モデルの話題を出したことにさらにざわつく。
「カッコよくてバスケ上手いとかヒドくね!?」
「もうアレだな…妬みしかねえ…」
「だよね。それには同感する」
「ヒクツだな!」
ホントそうだよな。
あれ、モデルってことは金とかめっちゃ持ってそうじゃね?
あれ、そういえば今日やけに体育館がざわついて…。
「何!?なんでこんなギャラリーできてんの!?」
集まる女子に気づいたリコが言う。
黄瀬。お前のことは嫌いじゃなかったぜ。
「あーもー……こんなつもりじゃなかったんだけど…」
列をなす女子の先には先程校門にいた男がいた。
「アイツは…」
「お久しぶりです」
「黄瀬 涼太!!」
47人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイト - 面白いです頑張ってください (2015年7月28日 3時) (レス) id: 113143dc1c (このIDを非表示/違反報告)
流時(プロフ) - ありがとうございます!更新が遅れがちですが一応妄想して蓄えてますので!w頑張ります! (2014年7月7日 22時) (レス) id: a5ef3a8ac3 (このIDを非表示/違反報告)
☆伊月由孝☆(プロフ) - 面白かったです!wwこれからも頑張って下さい!! (2014年7月7日 21時) (レス) id: eec25b8fcd (このIDを非表示/違反報告)
烏崎 - がんばってくださいw楽しみにしてます! (2014年6月6日 21時) (レス) id: e35e35fe4e (このIDを非表示/違反報告)
流時(プロフ) - 烏崎さん» 初コメありがとうございます( ^ω^ )まさかもうコメントが来るなんて思わなかったですw頑張るッス(`・ω・´) (2014年6月6日 0時) (レス) id: a5ef3a8ac3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:流時 | 作成日時:2014年6月5日 19時