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A side
時刻は19:15 。
そう遠くは無いレストランへ車で向かう 。
『 お腹空いたな〜 。 』
「 今日は僕の奢りだけど 、
値段気にしないでいっぱい食べていいからね ? 」
『 え 奢りなの 。 』
流石 、 私がそういうのに気を使ってしまうのを分かっている 。
だけど 、 そうは言ってもなぁ … 。
私もちょっとは出すぞ !
『 おぉ … ! 』
外観も凄い綺麗で 、 見るからに 高級! という感じがしている 。
中に入ると 、 ぴっちりとしたウエイターさんが待っていて 、
「 19:30 予約の山本様ですね 。
御案内致します 。」
と席まで案内をしてくれた 。
「 何食べる〜 ? 」
なんて凄い呑気そうだが 、 私は緊張してならない 。
そして金額よ … 。 ( 絶句 )
「 お待たせ致しました 。 」
ウエイターさんが料理を届けてくれた 。
絶大な人気を誇るレストランなだけあって 、
とても美味しい 。 上品な香り 、 味がする 。
美味しいね 、 なんて笑い合いながら ( 私は緊張してるけど ) 完食をした 。
「 デザートとか 、 食べなくて大丈夫 ? 」
『 うん 、 もうご馳走様しようかな 。 』
「 そっか 、 ごめん 、 御手洗行ってくるね ! 」
さぁ … この時間どうしよう 。
祥彰くんが居てくれたからあまり気にならなかったけど 、
1人だと緊張の高まりが凄いな 。
窓から見える綺麗な景色 、
美しい雰囲気の店内 。
私には到底合わないな …
と苦笑しながら 祥彰くんの帰りを待った 。
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作者名:もんぶらん | 作成日時:2023年11月2日 22時