・ ページ14
山本side
ほんとにたまたま 、 暇だったから外に出たんだ 。
ただぶらぶらしてただけだった 。
でも 、 見つけてしまった 。
青いワンピースを着た、
菫のようにお淑やかで美しい君を 。
… ナンパ 、 されてる 。
「 すみれ 、 お待たせ 。 」
僕は気づいたらその子に話しかけていた 。
『 … え ? 』
そりゃそうなるよね 。 笑
「 あ わ せ て 」
口パクで伝える 。 伝わったみたいだ 、 良かった 。
『 ! … 涼太遅いよ ! 』
「 ッチ … 男持ちかよ … ! 」
そう吐き捨て男は去っていった 。
安心したのか 、 君は座り込んでしまった 。
「 大丈夫ですか ? 」
『 あ 、 すみません 、 助かりました … 。
ありがとうございます 。』
「 良かったです 。」
本当はまだ去りたくは無かったけど 、 君はどう思ってるか分からないから 。
でも
『 っあの 、! 』
そう 、 呼び止めてくれて 。
『 もしよろしければ 、 お礼をさせて頂けませんか … ! 』
そう 、 誘ってくれた 。
「 お姉さん 、 この後暇 ? 笑
僕 、 山本って言います 。 笑」
さっきのナンパ野郎とセリフは一緒かもしれないけど 。
ほら、名乗ったからちょっとは信頼出来るでしょう ? 笑
「 もし暇なら遊ぼうよ 。 笑 」
僕が誘うのは 、 君だから 。
-------------------‐----------------
青いすみれの花言葉
「 用心深さ 」 「 愛情 」
-------------------‐----------------
山本さんもAさんもあまり名前出せなくてすみません…!
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もんぶらん | 作成日時:2023年11月2日 22時