1話 ページ2
私は、AA。
青春学園2年生のピチピチ女子中学生である。
そんな私は男子テニス部のマネージャー！
基本、マネージャー制度がない青春学園だが、テニス部はどの部活よりハードな為、例外でマネージャーが1人所属することになっている。
そして今日から部活見学も始まる。
1年生は入ってくれるかなぁ…
そんな思いでテニスコートに向かうと、
ボールを打つ音が聞こえた。
なんだと思い、駆け寄ると
桃城くんと帽子を被っている1年生が試合をしていた。
なんということか。桃城くんは現在進行形で足首を捻挫しているはず。
それなのに試合をしているなんて…
止めなければ…私はそう思って大声で叫んだ。
『試合ストップ〜！！』
私が大声で叫ぶと、2人は打つのをやめて、こちらを見た。
「なんだよ、A。いいとこだったのによぉ」
桃城くんはブーブー言いながらラケットを回す。
『もう…捻挫してるんだから、少しは安静にしてなよ…』
そう言うと、周りの1年生が「えっ捻挫？」「というか、あの可愛い人は一体…」
と騒いでいた。
『はじめまして、男子テニス部マネージャーのAAです。よろしくね。』
ニコッと挨拶すれば、3人の1年生が顔を赤くする
そしてそれぞれ自己紹介を始めた
「俺、堀尾って言います！！テニス歴2年です！」
「僕、カチローって言います！」
「カツオです！よろしくお願いします！」
元気がいい子たちだ。
「うん、よろしくね。それで帽子の子…名前は？」
桃城くんと試合をしていた1年生の子に声をかけると、彼は帽子のつばを少しあげ
「越前リョーマっす。宜しく、センパイ」
と言った。
あれ、越前ってどこかで…
ウーンと考えたが、思い出せなかったので諦めた。
わざわざ来てくれて申し訳ないのだが、今日はレギュラー陣がいないので、1年生には帰ってもらうことにした。
◆
「A。アイツやべーよ」
帰り道、桃城くんが呟いた。
『アイツって？』
アイツ？分からないと言うふうに、首を傾げると
「越前だよ！帽子のやつ！」
『あー越前くんね。強いの？』
「強いってレベルじゃねぇぜありゃ。あれは部長達もびっくりするぜ」
『そんなに？』
桃城くんがこれほど言うのだから、相当なのだろう。
明日が楽しみになった。
越前くんの技術が見れるのと、そんな彼を見て驚くレギュラー陣の顔を思い浮かべるとワクワクした。
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ぽぱい(プロフ) - 名無しの漫画好きさん» 読んでくださりありがとうございます！( > < )新しいネタが出てきたら書こうかなと思います！ (9月1日 17時) (
レス) id: 345af002c8 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの漫画好き - めっちゃ面白いです！もしよかったら、他にもテニプリの作品を作ってほしいな❤️なんて。生意気言ってすみません(＞人＜;) (8月28日 22時) (レス) @page1 id: 7537c863d1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぱい(プロフ) - とりあえず名無しさん» わー！間違えてました！報告ありがとうございます！それに褒めていただけるなんて恐縮です…( ; _ ; )♡ (2023年1月6日 23時) (レス) id: 345af002c8 (このIDを非表示/違反報告)
とりあえず名無し(プロフ) - あ、突然すんまそん。もしかしたら阿久津じゃなくて亜久津かもです！あとこの小説めっちゃ面白いです！これからも応援してます！ (2023年1月6日 22時) (レス) @page31 id: 8d884a290d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぱい | 作成日時：2022年12月15日 23時
