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白
レッスンスタジオに足を踏み入れると、その場にいた関西ジュニア全員の視線がこっちに向くのが分かった。
思わず体に力が入るのが分かった。
こうなることは何となく想像してたけど、実際は想像の何倍も、何十倍もしんどい空間がそこにはあった。
私は弱い。
7WESTのメンバーにはいつもみたいに話しかけないくせに、ここぞとばかりに後輩とばっかり話して。
挙句の果てには、康二に「ちゃんと向き合え」って怒られて。
本当にどうしようもない人間だ。
柔軟を独りで済ませて、今日やる曲の振り起こしを始まる前に少しやって、そしたら振付師さんが来てリハーサルが始まる。
グループ括りでの曲が少ないのが嬉しいと感じてしまうのは初めてのことだった。
後輩との曲が多いことに安堵したのも初めてだった。
とことん自分は嫌なやつだと思う。
*「…今の自分すんごい嫌な奴だ、」
自販機の前でふと出てしまった独り言。
後ろから聞こえたのは、優しい彼の声。
桃「そんなことないよ、それが当たり前やと思う。」
*「私のこと、みんなは助けてくれたのにっ、」
桃「全然Aはみんなのこと助けてあげられへん、って？」
ふわりと望の香りに包まれる。
桃「大丈夫、Aはそこに居るだけで、俺らの安心材料やから。ただ、笑ってそこに居てくれたらいいの。」
零れ落ちた涙をそっと指でなぞりながら「笑って？」と言った望。
彼にはずっと助けて貰ってばっかりだ。
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春(プロフ) - さきさん» 初めまして。丁寧なコメントありがとうございます。2は加筆修正作業をまだしているので、パスワードを付けさせてもらっています。もうしばらく待っていただけると嬉しいです。すいません。 (2018年12月23日 17時) (
レス) id: 9cacd0005c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 初めまして。ここで聞くのも失礼かと思いますが、僕らと彼女2を読みたいのですが、パスワードが分からないので、教えて欲しいです。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 764363980f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2018年6月6日 11時
