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Side you
先に客席に行っていた私は
大神さんのサプライズを直に見ていない。
Re:valeのご厚意で私と灰島さんにまで席を用意してくれた。
聞くと、灰島さんがRe:valeの事務所の社長とも知り合いだとか。
どれだけ顔が広いんだあの人は。
そんな灰島さんは仕事があり、ギリギリの到着になるそう。
成功しただろうか…。
席に座っても落ち着かない。
「お待たせ。」
横から声がかけられ、振り向くと大神さんだった。
「あ…。おかえりなさい、えっと。」
「成功したよ。安心して。」
「良かった…。」
「Aちゃんの伝言も伝えたよ。」
「え？！あれは、出来ればでいいって、、。…………ありがとうございます。」
「それと。裏で色々動いてくれたみたいだね。ありがとう。」
「いえ。私なんかに出来ることなんて、そのくらいしかないですから…。」
「そんなこと！」
大神さんが何か続けようとしたところで、
会場の照明が暗くなる。
それに合わせて、お客さんの歓声がワッと上がっていく。
ピンクと黄緑のペンライトが
一面に広がってキラキラと光る。
2人の色だ。すごく綺麗。
オープニングの演出から、ソファに座った2人が姿を表す。
姿を見たファンの子達の歓声が一際大きくなる。
こんなに有名になったんだ、春原くん。
知らないうちにこんなに遠くに行っちゃったんだな。
「みんな聞いて、さっきの、あの子達がサプライズで歌ってくれたんだよ！
千と俺の思い出がたくさん詰まったRevaleの曲だった。
嬉しい時も悲しい時も俺には千が居て
ファンのみんなが居て
事務所の人やスタッフの人達がいて
可愛い後輩にも恵まれ
大勢の人のおかげでここまでたどり着いた。
5年間。おれ、頑張ったよ！」
その言葉を聞いて
涙が止まらなかった。
千さんのタイトルコールとともに
DisOneのイントロが流れ始める。
踊る2人が涙でぼやけてよく見えない。
春原くんの歌声が聴こえる。
拭っても拭っても止まらない。
そんな私にハンカチを貸してくれる。
渡してくれたのはやっぱり大神さんで、私にこう言った。
「次は、きみの番だね。」
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なつめみく - あっれぇ、、？？意外とシリーズ多い？なんかめちゃくちゃ沼っちゃって少ししか時間たってないのにもう4まで来てたなぁ。がちでこの神作にはぬまりますよ、！！ (10月5日 18時) (
レス) @page21 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハナ | 作成日時：2023年9月7日 22時
