検索窓
今日:18 hit、昨日:25 hit、合計:10,560 hit

*56 ページ16

Side 百


「久しぶりだね、千。ダメじゃないか百くん困らせちゃ。」

「お前が…お前が突然姿を消すからじゃないか!もう二度と会えないかと…!」

「心配かけてごめんね。小鳥遊社長に拾ってもらって、今はこの子達の事務所で働いてるんだ。」



驚くことに、万さんはIDOLiSH7の事務所で働いていると言う。

あの頃より伸びた髪。

前髪で傷を隠して、伸びた髪を一つに結んでいる。

リクルートスーツを着た万さん。



「俺、万さんのファンでした。憧れだった万さんの代わりに千さんの隣に居て良いのかって、おれ、ずっと…っ」



今までの思い出が、走馬灯のように蘇ってきて

涙が出てきてしまう。

そんな俺に万さんは、なんて事ないように感謝をしてくれる。

 



「何を言ってるんだ。当然じゃないか。君のおかげで千は音楽を続けてくれたんだ。感謝してるよ、ありがとう、百くん。

「ありがとうだなんて、そんな!」





「万。僕を恨んでないのか。僕を庇って怪我をして…。なのに僕だけが成功して。」

「馬鹿にするなよ。俺をそんな男だと思ってるのか?」

「違う!」

「分かってるよ。俺の分も背負って歌ってくれたんだろ。」

「お前と作ったRe:valeをこの世から消したくなかったんだ。」





「もうRe:valeはお前と百くんのものだよ。


今が本物のRe:valeだ。
胸を張ってもう迷わないで。誰よりも大きな声で2人に声援を送るよ。

だから君たちも、自信を持って君たちの声を聞かせてくれ。

楽しみにしてるよ。」

*57→←*55



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
154人がお気に入り
設定タグ:アイドリッシュセブン , Re:vale ,   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なつめみく - あっれぇ、、??意外とシリーズ多い?なんかめちゃくちゃ沼っちゃって少ししか時間たってないのにもう4まで来てたなぁ。がちでこの神作にはぬまりますよ、!! (10月5日 18時) (レス) @page21 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハナ | 作成日時:2023年9月7日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。