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『エル、人数比でこちらが圧倒的に不利よ。素手だと撃たれたら終わりだから最初は銃を構えて』









「ほいほい、じゃあたしは女担当するわ」








『私は男ふたりってわけね』









「ちゃっちゃと女殺ったら加勢するから待ってな」









屋上へ続く扉を2人で挟み、様子を伺う。すると、









「誰かいるのか」









エルが足の位置を変えた音で気付かれた。









(まずい、不利に不利が重った!)









近づいてくる足跡で覚悟を決め、黒いフードを深く被りエルと顔を合わせてタイミングを計る。









2人同時に拳銃を構えた。









「手を上げろ!」









『その場を動くな、お前たちのことは調査済みだキール、バーボン、スコッチ』









「なんだ、君たちは…!」










『エル!』









「はいよ!」









近づいてきた男のキャップをエルがはたき落とす。









『金髪…バーボンか』









「んじゃそっちがスコッチか」









[気をつけて、バーボンは相当な手練れよ。スコッチも狙撃が有利みたい]









キールとバーボンは顔が見えた。









バーボンは、見覚えのある顔によく似ていた。









スコッチはまさか、









「あなたたち、何者!?」









キールが慌てたように聞くので、それを面白がったエルが吐き捨てた。









「私たちは、殺し屋よ」









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sim__39(プロフ) - 私もミスかもしれないのですが、名前が主人公になったままになってしまいます、、 (2022年7月1日 15時) (レス) @page7 id: cc6cd8f438 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春風 | 作成日時:2022年6月21日 16時

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