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# 11 ページ12

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〜Side 諸伏〜








疲れていたのだろうか、全く起きる気配がない。









「ソファで寝るの、身体痛いよね」









そっと華奢な身体を掬い上げ、寝室のベッドへ横たわらせた。









『んっ…』









「凛?」









悪夢でも見ているのだろうか、苦しむ声、目に涙が浮かんでいる。









気づいたら凛の側に横たわり、頭を撫でている自分がいた。









凛が起きてバレたらまた怒られるだろうか









いや、これくらい許してもらわないと困る。









凛と離れてから、警察学校に入ったりNOCになったりいろいろなことがあった。









特にNOCは、精神的にも体力的にも擦り減る仕事が多い。









そんな夜に君のことを思い出してしまった日には、









夜の闇に飲み込まれてしまいそうだった。









知ってるよ、凛がある人を殺そうとしてること。









その人が言ってたんだ、命を狙っているヤツがいるって。









ご両親を殺したジンを恨んでいる凛も









太陽の下で向日葵のように笑う凛も









全部ひっくるめて、抱きしめたいんだよ。









これからは隠し事も、痛みも楽しさも









分け合えたら。









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sim__39(プロフ) - 私もミスかもしれないのですが、名前が主人公になったままになってしまいます、、 (2022年7月1日 15時) (レス) @page7 id: cc6cd8f438 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春風 | 作成日時:2022年6月21日 16時

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