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ライングループの連絡を受け探しに行っていたみなさんがちょうど帰ってきたのだった。
深「Aちゃんに謝りな。いくら嫌だからってやっていいことと悪い事くらいもう高校生なんだから分かるでしょ。」
目「Aさんがラウになんかしたの？してないよね？」
３人がラウールくんに怒ると、段々と顔が俯いていった。
『あのっ、私は怪我してないのでとりあえず風邪引くと大変なので中に入って、お風呂入ったりしてください。』
そう声をかけると、３人はまだ言い足りなそうな顔をしていたけれど、ラウールくんはすたすたと屋敷の中へ入って行った。
全員まとめてお風呂に突っ込んだ。ここのお風呂は、９人の男の人が入っても余裕なくらい広々としているので、９人で入っても問題はない。
お風呂から上がってきた皆に、夕ごはんを温めて出した。
食べ終わったラウールくんは、黙って広間から出ていこうとした時、
目「ラウール。待て。」
レンくんに止められた。
ラ「なに。」
ラウールくんは、ぶすっとした様子でレンくんに返した。
目「怒ってても拗ねてても何があっても挨拶はきちんとするのがルールだろ。」
そうこれは、雪乃組のルールで”何があってもおはよう・ありがとう・いただきます・ごちそうさま等は必ず言う”事が決まっている。
レンくんに言われて、席に座り直して
ラ「…ごちそうさまでした。」
小さな声でボソボソっと言い、部屋へと帰った。
後片付けをして、私もお風呂に入り明日の朝ごはんとお弁当の下準備を終わらせ、私も部屋に帰ろうとすると部屋の前で誰かが体育座りで待っていた。
ゆっくり近づき、目を凝らしてみると、
『ラウールくん？』
声をかけると目を真っ赤にしたラウールくんがこちらを見た。
私はとりあえず、部屋へ招き入れると、ゆっくり入ってきて床に体育座りで座りこんだ。
沈黙に耐えられなくなり、ラウールくんに尋ねた。
『あの〜、ラウールくん？どうしたの？』
すると肩をビクッと揺らした。
顔を少し上げて、
ラ「…Aさんごめんなさい。」
そう言った。
私はキョトンとして、目を丸くしていると
ラ「やっぱり、怒ってるよね？僕のこと嫌いだよね？」
と飼い主に怒られた大型犬ばりにシュンとしながらこちらを見つめてくる。
『いやっ？！そうじゃなくて？！』
アセアセしていると、体育座りから正座に座り直して頭を下げて再び、
ラ「僕のために作ってくれたお弁当やご飯無駄にしてごめんなさい！！」
と謝ってくれた。
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華音(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。亀更新で申し訳ないですが、続きを楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。これからもよろしくおねがいします。 (2022年6月10日 13時) (
レス) id: 9222d93046 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！凄く面白くて大好きです！！私は、めめと阿部ちゃん推しです！！このめめ格好いいです！！続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですが、お体には気を付けて下さいね！！ (2022年6月9日 17時) (レス) @page23 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - rinaboyaさん» コメントありがとうございます😁楽しみにして下さって嬉しいです。亀更新ですが待っていてくださると嬉しいです。これからもよろしくお願いします😌 (2022年6月8日 6時) (レス) id: 9222d93046 (このIDを非表示/違反報告)
rinaboya(プロフ) - ほんとに面白いです！！極道の世界線の雪男達最高です！！今後も楽しみです！これからも頑張ってください！！ (2022年6月7日 18時) (レス) @page29 id: a9150a3a31 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - コメントありがとうございます！更新をお楽しみにお待ち下さい!教しえてくださりありがと (2022年5月13日 0時) (レス) id: 9222d93046 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華音 | 作成日時：2022年5月9日 12時
