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宇髄side
「もっと小さいのねぇの?」
「1年前のはあるぜ。」
そう言い、引き出しからもう1枚パーカーを出す。
しばらくして、再びAが言う。
「宇髄、これ、前のと変わってないって!ホント、肩幅凄いよ。」
「これ以上小せぇのはねェよ。それで我慢しろ。」
「えー。無いのか……しょうがないかぁ。ありがとー!」
そう言いながらも出てきたAを見る。
そして思わず、
「A、派手にちいせぇな……。」
「うっさいって。それよりゲームしたいよ。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
Aside
ゲームはあんました事ないけど自信ある。
根拠は無い。
「2Pがお前の。」
「うん。」
そう言い、格闘ゲームを選ぶ。
ルールは単純。
フィールド上で生き残るか、相手を投げたり爆弾で吹っ飛ばしたりして、フィールド上から相手をおい出せれば勝利だ。
3、2、1、ぴーん。
この合図からゲームが始まった。
ゲームの効果音が響く。
今のところ、あたしが有利だ!
夢中になり過ぎて自分のひじが宇髄のひじに当たる。
「お前っやめろよっ。」
ドスッ
宇髄のひじが当たり、操作が乱れる。
「うりゃ。」
ドスッ
「おいっ。俺も負けねぇぞ?」
ドスッ
「わっ!こっちだって……。」
「うおおおお!お前のせいで負けたじゃねぇか!地味なことすんじゃねぇよ!」
最初は悪かったけど、わざとじゃない。
わざとやった第1号は宇髄!!
「最初は悪かった、ゴメンだけど、宇髄、やり返してきたじゃん」
「最初にやったのはAだろ。」
「もう、良いから……!ゴメンって。違うゲームしようよ。」
「それな。じゃあ、マイクラでもやろうぜ。」
あ、それ、聞いたことあるかも。
面白そう。
「うん。やりたい。」
「ここがしゃがむ。ここで叩く。」
ベチッ
私のアバがダメージを受けた。
「オィィィ。ひでっ」
ベチッ
私も負けじと宇髄のアバを叩く。
すると、アイツのアバは猛スピードで逃げていった。
この後、ゲーム内で2時間ほど戦い続けたのはまた別のお話。
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お酒 - 続き書いてください!!見たいです!! (2021年6月2日 22時) (レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2020年7月11日 22時