検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:6,978 hit

やめろ、恥ずかしい! ページ3

『ベトでもいいけど、さんをつけないと怒るかも?』

とモツさんが言っていたのを聞いた
そんなことを聞いたら、試さずにはいられない
いつまでも少年の心を忘れないAだからね!((

お、ちょうどいいところに

「ベトさーん」

ベト「ん、なんだ」

私に気づくと、すぐにこちらに来てくれた
いつも通りの顔なのだが少し嬉しそうだ
…なんでだ?

ベト「何か用か?」

「えっとね…」

彼とちゃんと目が合う様に頑張って上を向く

ベト「?」

「…ベト」

正直言って、少し恥ずかしかったが
どう言う反応をするのかと見つめていると
数十秒フリーズし、ボッっと顔を赤くしている

…これは予想外だった
そんな反応されたら、こっちだって恥ずかしいじゃないか!!//

ベト「!?!!?////
なっ、なんだ!?急に!!…なんだ!?////」


「モ、モツさんが『さん』をつけなかったら怒るかもって言ってて…本当か気になって…それで…」

ベト「っ…ヴォルフの奴…//」

赤い顔を見せたくないからか少しうつむいてしまった

「い、嫌だったらやめるよ!」

うつむいたまま彼は言う

ベト「……じゃない」

「え?」

ベト「いやじゃない!!!」

バッっと急に顔を上げとても大きくよく通る声が響く

『いやじゃない』
つまり、彼はこの呼び方をやめなくていい
そう言ったということなのだ

「…えぇ…/// わかった、やめないよ…//
っ…私ちょっと、外行ってくる!」


その場から逃げ出そうとする私に彼は「待て」
と、呼び止められ振り向くと

ベト「…A!」

と、言った
まだ、少し赤い顔で「どうだ、俺も呼んでやったぞ」と言わんばかりだ

それが、あまりに子供ぽくって、かわいくて、
…恥ずかしくて
さっきのベトさんよりも顔は赤くなってしまった
何も言えず、私は高鳴る鼓動を無視して走って外へつながる扉まで走った


…この気持ちはなんだ?



ベト(顔、赤かったな…///)

チョっちゃんとリッちゃん→←ダイブした…何にかは言うまい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - ムーンさん» はじめまして、ムーンさん!自分も今後の展開はノープランなので自分でもドキドキします…(( (2018年1月10日 12時) (レス) id: d6970c5ccc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うすたさん» うすたさん!ベトさん、かわいいですよね!!更新は遅いですが、頑張ってスピードを上げて行きたいです…! (2018年1月10日 12時) (レス) id: d6970c5ccc (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 初めまして。今後の物語とベトさんに、ドキドキします。 (2018年1月9日 18時) (レス) id: 8165129998 (このIDを非表示/違反報告)
うすた - 面白いです〜!!やっぱベトさん可愛い……!更新頑張ってください!応援してます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: 7f00936b6c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年11月29日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。