やめろ、恥ずかしい! ページ3
『ベトでもいいけど、さんをつけないと怒るかも?』
とモツさんが言っていたのを聞いた
そんなことを聞いたら、試さずにはいられない
いつまでも少年の心を忘れないAだからね!((
お、ちょうどいいところに
「ベトさーん」
ベト「ん、なんだ」
私に気づくと、すぐにこちらに来てくれた
いつも通りの顔なのだが少し嬉しそうだ
…なんでだ?
ベト「何か用か?」
「えっとね…」
彼とちゃんと目が合う様に頑張って上を向く
ベト「?」
「…ベト」
正直言って、少し恥ずかしかったが
どう言う反応をするのかと見つめていると
数十秒フリーズし、ボッっと顔を赤くしている
…これは予想外だった
そんな反応されたら、こっちだって恥ずかしいじゃないか!!//
ベト「!?!!?////
なっ、なんだ!?急に!!…なんだ!?////」
「モ、モツさんが『さん』をつけなかったら怒るかもって言ってて…本当か気になって…それで…」
ベト「っ…ヴォルフの奴…//」
赤い顔を見せたくないからか少しうつむいてしまった
「い、嫌だったらやめるよ!」
うつむいたまま彼は言う
ベト「……じゃない」
「え?」
ベト「いやじゃない!!!」
バッっと急に顔を上げとても大きくよく通る声が響く
『いやじゃない』
つまり、彼はこの呼び方をやめなくていい
そう言ったということなのだ
「…えぇ…/// わかった、やめないよ…//
っ…私ちょっと、外行ってくる!」
その場から逃げ出そうとする私に彼は「待て」
と、呼び止められ振り向くと
ベト「…A!」
と、言った
まだ、少し赤い顔で「どうだ、俺も呼んでやったぞ」と言わんばかりだ
それが、あまりに子供ぽくって、かわいくて、
…恥ずかしくて
さっきのベトさんよりも顔は赤くなってしまった
何も言えず、私は高鳴る鼓動を無視して走って外へつながる扉まで走った
…この気持ちはなんだ?
ベト(顔、赤かったな…///)
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悠(プロフ) - ムーンさん» はじめまして、ムーンさん!自分も今後の展開はノープランなので自分でもドキドキします…(( (2018年1月10日 12時) (レス) id: d6970c5ccc (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - うすたさん» うすたさん!ベトさん、かわいいですよね!!更新は遅いですが、頑張ってスピードを上げて行きたいです…! (2018年1月10日 12時) (レス) id: d6970c5ccc (このIDを非表示/違反報告)
ムーン - 初めまして。今後の物語とベトさんに、ドキドキします。 (2018年1月9日 18時) (レス) id: 8165129998 (このIDを非表示/違反報告)
うすた - 面白いです〜!!やっぱベトさん可愛い……!更新頑張ってください!応援してます!! (2018年1月7日 8時) (レス) id: 7f00936b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠 | 作成日時:2017年11月29日 18時