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「Ya−Ya−yahって検索してみたらまず出てくるのが『王者』って言葉
なんか4人ともだいぶと凄いみたい
太陽くんはミュージカル舞台を中心にアイドルの垣根を超えて広く活躍しててスタイル抜群の高身長にしなやかなダンスで話題をかっさらい
でYa−Ya−yahのリーダーしょおんくんは現役アイドルにして多くのダンスの振り付けや海外アーティストのMVにも数多く出演しててJrの振付師を任される事もあるらしくってジャニーズきってのダンサーだって」
ゆうとの言葉が止まる
「ゆうてぃ?」
山田の声に「ごめん」と謝ると
「光くんは…、演技派俳優として多くの映画ドラマに出演して番組MCに抜擢もされてる
それから薮くんは…ジャニーズのセンターって言われてるみたい。アイドルでありアイドルじゃない程の歌声を武器にしててオファーの数は数多なのにソロ曲を一切歌わずYa−Ya−yah名義の曲しか歌わない
けど楽曲提供は多くしててその世界観はかなり定評があるみたい
Ya−Ya−yahはステージ構成から座長舞台構成全てにおいて自分たちで行っててエンターテインメントとして確立されてるまさに『王者』みたい」
確かにYa−Ya−yahは大きかった
けど、Ya−Ya−yahが存続したこの世界での立ち位置
それは目に見張るものだった
それに…
「ひかも宏太も…別人みたい」
チネンの言うように俺たちの知る2人とはかけ離れたイメージだ
それはさっき本人達を見てもそうだった
JUMPの笑い担当というか、三枚目担当の光くんは面倒見良さそうで優しそうで好青年そんな言葉が似合うようで…それでいて凛としたカッコ良さを持ってた
それに薮くんは、正反対に近い
穏やかで温和な雰囲気はなくて刺々しくて圧倒されるそんな威圧感、それに冷たいとも思える程の凍りついた様な瞳
彼がそんな人では無いことを誰より知っている
きっとそれを内に秘めたタイプで見た目には映さない様にしてるんだろう
「とりあえず…対決って言うからには頑張らなきゃね」
伊野尾くんの言葉に不安だらけの俺たちは小さく頷いた
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作者名:Kanata | 作成日時:2019年9月17日 21時