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「っ!!やめてよ!!
確かに…たしかにYa−Ya−yahは凄かった!!
ひかも宏太も本当に、凄かった…けど
そんな事言ったら、2人はYa−Ya−yahでデビューした方が良かったって、JUMPじゃない方が良かったって…そう認めてるみたいじゃない!!
ひかは、いつもJUMPの話を盛り上げてくれて、バカっぽいのにカッコよくて…ベース弾く姿なんてめちゃめちゃカッコよくて、なのにトークでは意味わかんないしカミカミだし…でも、それがひかだよ!!
宏太は優しくてお兄ちゃんで、そのくせ天然でポンコツでなのに実はみんなの憧れでけどそんなの本人全然わかってないぐらい気の抜けた…くしゃってした笑い方して…皆その顔が大好きで……2人とも、僕たちの大事な仲間だよ…」
ぼくはただ大声で叫ぶ様に捲し立ててた
「チネン…」
皆が僕を見て、辛そうな顔をする
そんな顔しないでよ
「チネン、この世界では…」
いのちゃんが宥めようとする
「この世界ではYa−Ya−yahが存在してる
じゃあ僕たちは?元の世界にいつ戻れるの?
そもそも、この世界は本物?僕たちの世界が本物?
僕たちに記憶がある、じゃあ2人は?
もうわかんないよ!!ねぇ、誰か教えてよ!!
なんでこんな事になっちゃったの!!?」
僕はまた大声を出した
「ねぇ、もしかして…だよ?
俺たちの世界にはさ、こっちの俺たちが居たり…して」
ダイキが恐る恐る話し出す
「だって、こっちの世界での俺たちってさ…どこ行ったの?
もしかしてだよ?漫画とかにアリアリな設定だけど俺たちが2つの世界で入れ替わっちゃったら?
元の世界にやぶちゃんと光くんが居て…それでパニクっるって事ない?」
その言葉に皆が「まじで!!」とか「なんだそれ!!」とか喚いてる
「なぁ」
突然冷静なトーンで話が静止される
それは楽屋の扉からでそこにはひかの姿
眉間に皺を寄せながら怪訝そうな顔で僕たちを見てる
「…ひかるくん…」
ダイキが少し怯える様な声を出す
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作者名：Kanata | 作成日時：2019年9月17日 21時
