束縛されてみた ページ30
リクエストありがとうございます!!
・竃門炭治郎
「今日は何処にいくんだ?」
と私が外に出かけようとすると音もなく現れて心配そうに私を見た。
『今日は幼馴染の子と商店街に...』
「.....男?」
本人は無自覚だろうが、いつもより低い声、そして吸い込まれそうな目で私を見つめる。
『いや、女の子......』
と言うと、さっきとは打って変わっていつもの炭治郎の笑顔になり
「そっか!気をつけていくんだぞ!!」
と手を振って私を送り出した。
・我妻善逸
「ねえ、Aちゃん。さっきの男、誰?」
『えっと、前に甘味処で少し仲良くなった人で、でも別にそんな』
「なにそれ」
必死に弁明しようとする私の声に聞く耳を持たない善逸は眉間に皺を寄せ怒った様子で私の声を遮った。
そして私の頬を手で包みぐい、と顔を寄せて
「Aちゃんは俺だけ見てればいいの」
真剣な顔で、吸い込まれそうな瞳で私を見てそう言った。
・嘴平伊之助
「...」
『...エッ』
状況を説明しよう。私が炭治郎と仲良く話をしていたら伊之助が現れて無言のまま別室へ連れていかれ壁に押し付けられ顔の横には手が、目の前には伊之助の顔がある状態である。
壁に私を押し付けたまましかめっ面で私の顔を見たまま数秒間何も言わないと思えば徐に口を開けた。
「...なんか.....イライラする」
『ぅ、、え??』
「お前と権八郎が話してると苛苛すんだよ」
そう言うと私の首元に顔を埋めた。
ちく、と痛みがあったかと思えば伊之助は顔を上げ
『お前は俺のモンだって事忘れるんじゃねえ』
と舌舐めずりをしながら妖しげに笑った。
・冨岡義勇
義勇さんと恋仲になってから、私が外に出ようとすると
「何処へいく」
と聞いてきて私が場所を言うと
「俺も一緒にいく」
『えっ、ちょちょ、ちょっと待って』
と下駄を履こうとする義勇さん。しかも毎回。
流石に友人と外出する時には無理だ、と義勇さんに伝え
『なんでそんなに一緒に行きたがるんですか』
任務もあって忙しいのになんでですか、質問すると義勇さんは無表情のままこてん、と首をかしげ
「恋心を寄せているAと一緒に居たいと思うのは普通だろう」
と真剣な顔でそう言った。
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莉緒君 - 作者さん最高です!シロさんとマヤさんリクナイス!永遠さんに共感…。美紀さん、まじそれなです。最後にタメ口…。なんか誰かとネッ友になりたい! (2021年4月29日 23時) (レス) id: a74570673b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 鬼滅の刃大好きです最高です完結おめでとうです (2020年12月3日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
永遠 - 女性陣女神。養いたいでs (2020年11月14日 16時) (レス) id: c92df6b0c7 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - ハイハイ!! リクエストします!お酒飲んだ勢いで他のみんなの前で抱きついたら!お願いします! (2020年7月21日 13時) (レス) id: 0609f4bfd8 (このIDを非表示/違反報告)
空駆ける味噌 - 好きです!!童磨さん尊い!!!(笑) (2020年5月27日 8時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるまめ | 作成日時:2020年1月1日 1時