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・伊黒小芭内
「っ...ごめんなさい」
「...許さない」
と少し怒った表情で言うと言うと私を押し倒した。
「.......ぇ」
暫くの間私は何をされているか理解ができなかった。伊黒さんが私に怒ったことは無かった、私を押し倒したことも尚更ある訳がなかった。
「俺は腹を立てている。あの男にも、危機感のないAにも」
そう言うと伊黒さんはする、と口に巻かれている包帯を取り、私の首に顔を埋めた。
「...ぃ、っ」
ちく、という首の痛みがした。
「他の男に軽い気持ちで着いていくな」
と吸い込まれそうな目で私を見てそう言った。
その後鏡を見ると首に赤い印がついていた。
・不死川実弥
「テメエぶっ殺してやる」
と私に接吻をしてきた男の胸ぐらを掴みその男の頬をぶん殴った。
それでも腹の虫が収まらないらしく、もう1発殴ろうとした。
が、私に殴り合いのような所を見せては行けないと思ったらしく、後で覚えてろよとドスの効いた声で言うと私の腕を掴んで引っ張り連れていった。
不死川さんの部屋に着くと手を離され
「俺以外の奴に触れられてんじゃねエよ」
と怒りながら言い、それとは裏腹に私の頬を優しく撫でながら唇を消毒するかのようにそっと唇に口付けた。
「...ごめんなさい...」
と涙目で言うと
「怖かったよな」
と優しく頭を撫で、そしてもう一度優しく私に口付けをした。
・黒死牟
「命が欲しければ此処から今すぐ立ち去れ」
男に向かって殺気を放ちながら言い、男が逃げていくと震えている私に
「すまない、もう少し早く来ていれば」
と言い優しく抱きしめてくれた。
そして
「Aは油断が過ぎる、少し気をつけてくれ」
ごめんなさい、と私が言うと
「分かったならいい」
と微笑み、私に優しく接吻をした。
・獪岳
「糞馬鹿、大体なんであんな奴についていった?」
A、正座させられて獪岳に説教をされています。
接吻されている私を見た瞬間その男を投げ飛ばし私を部屋に連れていくとそこに正座しろ、と威圧を放ちながら言ったのである。
怖くて正座をしたまま下を向いてしょんぼりしているとはああ、と深い溜息をつかれた。
獪岳がしゃがんだと思えば私の両頬を掴み、ぐっと顔を上げさせられると
「俺は、心配なんだよ」
お前が離れていくんじゃねえかって、と小さい声でぼそ、とぶっきらぼうに言うと強引に口付けをし
「俺以外考えんじゃねえ」
とそっぽを向き少し恥ずかしそうにそういった。
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莉緒君 - 作者さん最高です!シロさんとマヤさんリクナイス!永遠さんに共感…。美紀さん、まじそれなです。最後にタメ口…。なんか誰かとネッ友になりたい! (2021年4月29日 23時) (レス) id: a74570673b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 鬼滅の刃大好きです最高です完結おめでとうです (2020年12月3日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
永遠 - 女性陣女神。養いたいでs (2020年11月14日 16時) (レス) id: c92df6b0c7 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - ハイハイ!! リクエストします!お酒飲んだ勢いで他のみんなの前で抱きついたら!お願いします! (2020年7月21日 13時) (レス) id: 0609f4bfd8 (このIDを非表示/違反報告)
空駆ける味噌 - 好きです!!童磨さん尊い!!!(笑) (2020年5月27日 8時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるまめ | 作成日時:2020年1月1日 1時