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story33 ページ34

【チームZ VS チームW 結果:引き分け】

チームZは久遠渉の裏切りによって1人少ない状態からの後半戦が始まった。

だが晴香の言葉に動かされ、己の鎖を断つことができた千切豹馬の活躍により結果は引き分けとなった。
━━━━━━━━━━━━━
後半戦が終わったあと私はすぐに豹馬の元へ走った。

『豹馬!!』

豹馬「晴香!本当に...本当にありがとう!」

『ううん...私は豹馬に声をかけただけで自分の鎖を断ったのは豹馬自身だよ。おめでとう。頑張ったね。』

豹馬「あぁ...本当にありがとう...!」

『豹馬』

豹馬「?」

『ナイスシュート。』

豹馬「!」

そう言って互いの拳をぶつけあった。

その頃久遠渉は

鰐間(弟)「〜...〜!!」

チームWから暴力を浴びていた。
何度も久遠から助けの目を求められたが自業自得だ。と思い私は手を差し伸べ無かった。

絵心《おい。まだ久遠渉を再起不能にさせられると困る。一旦暴力をやめろチームW。》

鰐間(弟)「はぁ!?裏切り者を制裁して何が悪いとお兄は強く思っている!!」

相変わらずあの兄弟は凄いね。一心同体 以心伝心っていう言葉の通りって感じ。

絵心《久遠渉、鰐間の兄弟。今からお前らにチャンスを与えよう。》

甚ちゃん...そんなの勝手に作っていいの(笑)

絵心《これからお前ら3人にはある奴と試合をして貰う。もしお前らが勝ったらブルーロックランキングを上げる。だが負けたら現状維持もしくはランキングを降格する。》

誰だろう。甚ちゃんが言うならよっぽどすごい人なんだろうな。やっぱ凛ちゃん?ブルーロックランキング1位だし。
それともチームZから...

絵心《黒羽晴香...お前だ。》

『は...?』

あ、私ですか。...え?

『ちょちょちょ待ってよ甚ちゃん!まだ私体万全じゃないんだけど!』

絵心《は?食堂で元気を分けていた人は誰かな...?》

『うぐっ...』

絵心《まぁ、拒否してもいいよ。》

『!じゃあ...《ただし、拒否した場合、そして負けた場合お前はもうここには要らない。帰ってもらう。つまりマネージャークビだ。》!?』

絵心《別にどっちでもいいよ。晴香ちゃんのしたい方で。》

私は...

まだここに残っていたい!

『分かりました。受けてたちましょう。』

そう言って私と久遠 鰐間兄弟との試合が始まった。

トンっ目の前に落ちる黒と白のボール。

絵心《但しボールは晴香ちゃんからね。人数的に。》

そう言った後試合始めのホイッスルが鳴り響いた。

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設定タグ:ブルーロック , マネージャー , 愛され   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:彗。 | 作者ホームページ:http://uranai.sui.luv.com  
作成日時:2023年4月26日 16時

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