story31 ページ32
絵心「晴香ちゃん、感動の目覚めってところごめんね。ちょっとモニター室までアンリちゃんと来てくれる?」
『?分かりました。』
アンリ「...ッ」
ーモニター室ー
絵心「晴香ちゃん。今から話すことはとても重要だからよく聞いて欲しい。」
張り詰めた空気。ここに来てから1度も感じなかった空気だ。
『?はい。』
絵心「まず1つ目晴香ちゃんにはこれから自分が勝利の女神だったということを公表してもらう。」
『!何でですか!?』
絵心「喜田は晴香ちゃんが勝利の女神だということを知っていた。今回の件はまずそこから来ているだろう。晴香ちゃんが勝利の女神だということを知ったからあんなことをしたと俺たちは考えている。」
『で、でも私は...「晴香ちゃん。」...アンリちゃん?』
アンリ「私はもう晴香ちゃんにあんな目にあって欲しくないの。勿論公表をしたところで今回みたいな件が完全に無くなるとは言えない。でも今回の件でわかったと思うけど
晴香ちゃんには沢山の仲間と味方がいるよ__。」
絵心「だから今回の件みたいなことが起きないように晴香ちゃんにはこれを常備してもらう。」
『ヘアピンとスタンガン...?』
絵心「あぁ...ヘアピンは横のボタンを押せばナイフにもなる代物だ。それとスタンガンはまぁ使い方わかると思うけど、それを使うか急所を蹴れば男はチーンだ。」
『あ、ありがとうございます。』
絵心「だから晴香ちゃんには明日くらいに発表してもらうよ。さっきアンリちゃんも言ってたけどもう晴香ちゃんにはもう二度とあんな目にあって欲しくない。それと今回はたまたま軽傷だったからいいけど
もう晴香ちゃんを手離したくない。」
『甚ちゃん...』
絵心「とりあえず明日にはこのことを発表すること。あと、これから予約制の晴香ちゃんずレッスンを設けようと思う。」
『晴香ちゃんずレッスン...?なんですかその微妙なネーミングセンスのレッスン。』
絵心「まぁまぁネーミングセンスは置いといて、これから晴香ちゃんには1対1での練習。もしくは試合をしてもらう。」
『は!?ここではサッカーをしないって契約だったでしょ!?』
絵心「絶対にとは言ってない。それに初めて会った時言ったろ?過去ばっかり見てないで新しい自分を作れ。って」
『!』
そうだ...この言葉に動かされて私はマネージャーになったんだ。
そして私の役割はスポーツドクター兼カウンセラー兼マネージャー...そして
コーチだ!!
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作者名:彗。 | 作者ホームページ:http://uranai.sui.luv.com
作成日時:2023年4月26日 16時