勝利の女神と青い監獄【ブルーロック】 (ページ13)

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ー潔sideー

潔蜂楽「「！？」」

潔「(は…？今…え？ボールを蹴った瞬時にゴールを…！？)」

『フゥ…』

蜂楽「(にゃっはッ！やっぱりいるね〜怪物！)」

『ﾊｧｰ久しぶりに走った〜でもやっぱり体訛ってたな〜』

潔「あれで訛ってる！？」

『え、あ、うん。今のは40%ぐらいかな？…』

♪ ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ↑

〝体力テストの測定が終わりました。速やかに部屋に戻り最新ランキングを確認してください。〟

『よしっ！練習は終わりね！部屋戻ってランキング確認してきな！！』

潔「おう！練習付き合ってくれてありがとな！」

『うん！』

そう言って晴香はトレーニングルームを後にした。

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五十嵐「お！潔！！見てみて俺ランキング300からめっちゃ上がった、ほら275位！」

潔「え、すげーじゃん」

…晴香凄かったな…同い年なのにこんなにも違うんだ…
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ーyousideー

『ﾊｧﾊｧ…すみません遅れました…』

絵心「晴香ちゃん遅ーい。」

…やっぱり世一はこれからもっと上を目指せる！
伸び代しかない！これは楽しみだわ…！

絵心「おーい、晴香ちゃーん聞いてるー？」

『え、あすみません、聞いてませんでした…』

絵心「素直でよろしい。これから1次選考を始める。
1次選考では、全５チームの総当たりリーグ戦だ。上位２チームは勝ち上がり残りの３チームは1番得点を決めたやつが這い上がる。」

『…じゃあ、部屋にいる人たちがチームになるって言う事ね…』

つまり…全員FWか…

絵心「そゆこと。"サッカーをゼロから作る"これが今回の目的だ。」

『なるほどね。』

その後甚ちゃんは私にした同じ説明を全員に行った。

絵心「さぁ…戦う準備はできてるか…？」

『(やっと…楽しくなってきた…！！)

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試合1時間前

『ﾋｮｺやっほー！』

蜂楽「あ、晴香ちゃん！」

『皆体調とか大じょーぶ？』

「「「大丈夫！」」」

『OK！じゃあ皆頑張ってね！いい？
苦しんだその先に栄光はある。己を越えろ。力を出し切りなさい。』

「「「ｿﾞｸｯ」」」」

誰もが鳥肌が立っただろう。晴香の言葉にはそれだけの重みがあったのだから_

『おしっ！頑張れ！皆！』

「「おう！」」

そう言って私は皆を送り出した。送り出したその時1人の選手(エゴイスト)に目が止まった、

『(何だろう…あの子だけみんなとオーラが違う…)』