16.うつくしき人は寂として石像の如く二 ページ18
「無駄です。異能力『春の盗賊』!」
わたしの言葉と共に再び現れる桜の花弁のような光は羅生門の攻撃を奪い何事もなかったかのように羅生門は消えて行きます。
「わたしに何をしても無駄です。この拘束すら、なかったことにして外すことも可能なのですから」
「チッ」
僕君は忌々しそう顔をしてます。キャラに嫌われるとかつらたん。
「では、お聞きしましょうか。貴方がいるということはここは、ポートマフィアですね。......無言は肯定ととりますよ。さて、それでは、貴方方ポートマフィアの目的はなんでしょう?」
「僕が言わずとも自ずとわかる。首領が貴様をお呼びだ。いくぞ」
そういうと、僕君は私の足の拘束だけほどきます。
「ふぅ、まぁその希望を叶えて差し上げましょう」
私もここには、目的がありますしね!
にこりと微笑む私を僕君は睨み付け黒服数名を呼びました。
どうやら私を連行するみたいですね。
「いくぞ。お前たちもこの女が妙なことをせぬよう見ておくのだぞ」
「「はっ」」
僕君は、先だって道を歩き私は黒服たちに挟まれながら歩みます。
まるで迷路のような通りを歩いてしばらくやっと!エレベータにたどりつきました。
ここから先は私と僕君でいくみたいです。
エレベータに乗り暫く沈黙が続きましたが、わたしはひとつ言いたかったことを言うことにしまきた。
「あの人は、治さんは無価値なものに自ら手塩にかけることはありません。どうかその期待を裏切らないで下さい」
「!」
僕君が口を開きかけたとき、丁度到着しました。
エレベーターが開くとそこには、黒服と長い廊下の先に重厚で豪奢な扉がありました。
僕君はここまでのようで、私1人黒服の人につれられて扉の前に立つ。
飛びをノックし入ってみると、そこには半裸の幼女を追いかけ回す変態がおりました。
暫く固まったあと私は後ろを向きスマホを構えて耳に当てる。
「もしもし? ポリスメン?」
「ちょっとまったーーー!!」
スマホをとられそうになり、思わずかわすとぐえっと転んだ変態さんがいました。
「な、なんですか」
「いやいやいや、流石に警察は洒落にならないよ?!」
「はぁ、でも.....そちらの可愛らしいお嬢さんは嫌がっているようでしたが」
ちらりと、幼女ことエリスちゃんを見ると目を輝かせて私に抱きついてきました。
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夜狐 - 文と文の間に行を開けた方が読み易いですよ!とても面白いです!応援しています! (2020年8月2日 16時) (レス) id: 5c5bcab0c3 (このIDを非表示/違反報告)
はるかかなた(プロフ) - みずほさん» こにらこそ、こんな、拙いお話を読んでくださり有り難いです!ありがとうございます!わたしも。頑張ります! (2019年12月21日 10時) (レス) id: b232e8656d (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - 小説面白いので完結目指して頑張って下さい!楽しみにしてます! (2019年12月21日 10時) (レス) id: b19b648b69 (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - コミック読み返してみたらちゃんと書いてありましたね!うちも確認不足でした(ー ー;)文ストの言葉は難しいところが多いね (2019年12月21日 10時) (レス) id: b19b648b69 (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - ちなみに豆府は豆腐です (2019年12月18日 21時) (レス) id: b19b648b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるかかなた | 作成日時:2019年12月2日 1時