隠岐くんはイケメン女子に惚れた【ワールドトリガー】

猫カフェ ページ11

なんなん、なんなんなんなん。
あかんゲシュタルト崩壊してまう。
狙撃手(スナイパー)に転向するのは、何も変やない、でもわざわざおれに頼んできたんが…もう嬉しすぎる。

猫カフェに入ると、すぐ猫が寄ってきた。

あかん可愛いが渋滞しとる。古賀ちゃんめっちゃニヤニヤしとる。まぁその表情になってまうよな。

『うわ可愛い…はぁ…』

こんなん俺のためだけにある空間やん…あ、なんか頼もう

隠「古賀ちゃん、なんか食べる？」

『あぁうん、メニュー見せて』

『このパンケーキ美味しそうだけど…量多いな』

隠「多いなら二人で分けへん？」

『いいの？ならそうしよ』

その後二人で猫と戯れていると

「お待たせしましたー！こちらパンケーキになります！」

『ありがとうございます…美味しそう』

運ばれてきたのはごく普通のパンケーキに、アイスが乗せれたもの。しかしただのアイスではなく、チョコで猫の様に飾られたアイスで、いわゆる“映える”ようなものだった。

ｶｼｬｯ

『…かわいい』

笑顔…いやあれはにやけた顔か？可愛ええなぁ。おれは古賀ちゃんを撮りたい…

『これどう半分こする？』

半 分 こ ？可愛ええ。え、なんで“こ”がつくん？それはあかんやろ…

『隠岐？』

「ﾊｯ…ごめんなぁ。ボーッとしとったわ。こう分ければええんちゃうか？」

『そうだね』

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