14話 Secret BAR ページ17
夜、薄暗いバーの中
??「例の件どうなってる……何時になったら動けるようになるんだ」
身体中手だらけの男が引きつったような声でグラスを磨いている黒いモヤに語り掛ける
??「彼女の報告次第で先生が決断するでしょう。もう少し待ちましょう」
手だらけ男はその返答に満足しないのか足を鳴らし「チッ」と舌打ちをした
するとバーの影からグラスを片手にゆらりと人が現れた
『報告は済ましてる。あとはあの人がどんな判断をするかだけ……』
ショットグラスに継いだ茶色い液体を一気に呑み、青い紙を揺らして真っ白な面をつけた少女が手だらけの男の横に腰かける
『あたしがサボってると思ってるの？失礼だね弔くん……
黒霧さん悲しいからもう一杯くれる？』
黒「貴方また勝手に飲んでたんですか？」
そう言いながらも黒霧と呼ばれた男はウイスキーを注ぐ
弔「先生はなんて言ってた……」
『充分だって……近いうちに動くと思うよ。良かったね外に出たかったんでしょ、楽しんで。』
注がれたウイスキーを飲み干すと少女は立ち上がって出口に向かって歩く
弔「お前は来ないのか？『迅』」
『あたしは当日別にやる事あるから……じゃあね』
そしてドアを開けずにバーの中から消えた
弔「食えない奴だな…本当に信用できるのか？」
黒「先生相手に嘘は通じませんよ。大丈夫でしょう」
男は手の隙間からニヤリと笑って少女が開けなかったドアを見つめていた
続く (更新停止中)
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ツバキ(プロフ) - ありがとうございます。こんな拙い文章ではありますが楽しんでくれて嬉しいです。忙しくて頻繁に更新はできませんが頑張ります。 (2021年9月14日 1時) (
レス) id: 3f46110078 (このIDを非表示/違反報告)
シディア - こんにちは、好きです。もう一度言います。好きです。結婚してほしいレベルで好きです。(僕、相澤せんせーと環先輩推しなんです。)更新頑張ってください。待ってます！ (2021年9月12日 21時) (レス) id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：畠 流歌 | 作成日時：2018年12月22日 0時
