検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:1,200 hit

【 ? 0 】 ページ12

Aside





(月曜日の朝)





眩しい光が、カーテンの隙間から
ちらちらと差し込む



『んー。よく寝たなぁ』



鼻歌交じりに、今日の仕事の支度を始める


『あ。住所確認しないと』


そうして、メモを開き
書いてある住所を確認すると……


『そらるさんと同じマンション!?』


いやいや嘘でしょ。
いや、嘘じゃないか。

なんて1人でボケツッコミを入れている((


そんなこんなで時間は過ぎ
気づくと家を出る時間だった。



『あ!もう出なきゃ。いってきまーす!』



勢いよくドアを閉めて
荷物を持ちマンションに向かう。









ーーマンションに着くーー

『そらるさんとは違う階なんだ。』

そう独り言を言いつつも
エレベーターに乗ろうとした
その時、ふと後ろから声がした。



そ「あれ?Aじゃん。どうしたの?
寂しくなって戻ってきたの?」


私『あ……そらるさん! って……
違います!!次の雇い主さんが
このマンションに住んでたんです。』


そ「そんなしっかり否定しなくても」


なんてしょぼーんとするそらるさん。
すると何かを思いついたように


そ「俺も付いていく。
そいつ多分俺の知り合いで用がある。」


私『勝手にしてください。』



そう言った私だが、
初めて会う人にはやはり緊張するし
そらるさんが付いてくるとなれば
少し安心した。



『えっと……部屋番号はここであってる』


そうしてインターホンを押そうとすると
そらるさんが徐ろに、ドアを開ける。


『ちょっと!?勝手に開けちゃ駄目ですよ』


そんな私の言葉も聞かずに
ドアを開けて玄関に入っていく。


『え。空いてたの?入っていいのかな』


そう呟くも、どんどん中に入っていく
そらるさんの後ろを追って
私も玄関に入り申し訳程度に


『おじゃましまーす』


とこっそりと呟くと
奥の部屋からそらるさんと雇い主さんの
会話が聞こえてくる。



そ「おーい。寝てんのかぁ?」



?「寝てませんよ!というか
インターホンくらい押してから
入ってきてください!!不法侵入です!」



そ「開けてあるのが悪いんだろ〜
それに不法侵入したのは
俺だけじゃ無いからな。」


?「え、さかたんとか連れてきたんですか?」


そ「ちげーよ。お前覚えてないの?
お世話がかりの人だよ」


?「あー!すっかり忘れてました!」



どうやら、
私の事について会話しているようで
靴を脱いで揃えてから奥の部屋に進んだ。

【まふまふ 1 】→←【そらる 9 】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , そらる , まふまふ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ろーたん | 作成日時:2017年12月10日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。