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０１-①：私がアイドリッシュセブンのスタッフです！ページ2

♭♭---キミは私のヒーロー---♭♭

０１-①：私がアイドリッシュセブンのスタッフです！

•小鳥遊事務所

『えっ！？私がアイドリッシュセブンのスタッフするの？』

学校帰りに事務所に寄ったのが、悪夢の始まりだったのかもしれない…。

お父さん(小鳥遊事務所社長)に「穂！ちょっと社長室に来てー♪」

と呼ばれ、訪れると…

社長の他に、
アイドリッシュセブンのマネージャーの紬お姉ちゃんと…事務員の万里にぃがいて、なんやら話をしていた…。

アイドリッシュセブンと言うグループは
小鳥遊事務所からデビューする予定のグループで、7人組の男性アイドルグループだ。

メンバーは

和泉一織くん
二階堂大和さん
和泉三月さん
四葉環くん
逢坂壮五さん
六弥ナギさん
七瀬陸さん

で構成されていて、オーディションの時に出会ったけど、これから仲良くなっていくグループだと感じた。

しかも、びっくりしたのが…和泉一織くんと四葉環くんが、私と高校(芸能科)が一緒で、
最初びっくりしたな～。

しかも、和泉一織くんは…

紬「…って、穂？話聞いてるの？」

『あっ…ごめんなさい…。でも、私がアイドリッシュセブンのスタッフなんて絶対無理よ…芸能界のこと知らないし…。』

社「そこは、大丈夫♪紬くんも万里くんも助けてくれるから…。」

と、社長はいつもの笑顔を崩さずに答えた…。

『……む、無理なものは…無理なの！！ごめんなさい…』

紬「穂！あのね？」

『…っ！失礼します！』

と言って、私は社長室をでた。

無理だよ！絶対無理無理!!
私なんかができるわけない…。

私がスタッフになったって、お姉ちゃんや周りのスタッフやアイドリッシュセブンのメンバーに迷惑かけて嫌われて終わるって…。

暗い気持ちになっていると、昔の事を思い出した。

"小鳥遊さんと同じグループ？！あーあ終わったわ～ww"

"小鳥遊さ…みんなに迷惑かけてるのわかんないのかな？…キミ頭弱いの？"

"先生！小鳥遊さんを外してくださーい！"

苦く辛い思い出を思い出してしまった私は
事務所の休憩室の自動販売機の椅子で塞ぎ込んでいると…。

「あれ？あっ！みのりんじゃん！！！」

と、声がして振り向くと…

そこには、アイドリッシュセブンコンビ
和泉一織くんと四葉環くんがいた。
(みのりんって…？なに……？)