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『おっ、おはようございます…って、あれ？宮舘くんだけですか？？』
宮舘「そう。まだみんな来てなくて…」
今日はそれスノの収録日。
いつもと同じぐらいの時間に楽屋入りしたはずなのに、何故か今日は楽屋に宮舘くんしかいない。
『珍しいですね』
宮舘「前の仕事押してるのかもね」
そう話しながら扉を閉めて、どこに座ろうかと視線を動かす。宮舘くんとお付き合いが始まってからは、近くに座ることが多くなって来たけれど、さすがにこの広い楽屋に二人しかいないのに密集して座っていたらあとから来たメンバーにいじられそうな気がする。
無難に斜め前辺りの席に座ろうと机に鞄を置いたら、宮舘くんが俺の鞄に手を伸ばして、そのまま自分の隣へと置いた。
『え？』
宮舘「隣おいで」
好きな人にそう言われたら逆らえるわけも無くて。恥ずかしいからやだったんだけどなぁ、なんて思いながら内心ドキドキしつつ宮舘くんの隣の席に行く。
でも、何か気恥しくて、顔を背けてしまう。でも、ふわふわと香る宮舘くんのいい匂いで嫌でも近くにいることを実感してしまって、心臓はドキドキしたままだ。
宮舘「あ、そうそう。Aに渡したいものがあって…」
今日は香水をつけてないからなのか、いつもより余計にいい匂いだなぁと、変態極まりない事を考えていたら、宮舘くんがそう言って、革ジャンのポケットから綺麗なハンカチを取り出した。
宮舘「この前俺の家にこれ忘れていかなかった？」
『え、あ、ほんとだ、すっかり忘れてました』
そのハンカチを開くと、俺のお気に入りのピアスがちょこんと乗っかっていた。軽くてシンプルな超安物だけど結構前からつけてて気に入ってるやつだった。宮舘くんのおうちで一緒に寝る時に外していた事をすっかり忘れていた。
宮舘「つけてあげようか？」
『っ、いや、自分でつけます！』
宮舘「いいからこっち見な」
『だ、だめっ！俺耳弱いんで！』
宮舘「へぇ。いい事聞いた」
『っ！もう宮舘くんっ！！』
また揶揄われた！！宮舘くんって好きな人虐めるタイプなの？！
まぁ俺にとってはご褒美でしか無いんだけど…
そう思いながらピアスをつけようと、耳に手を伸ばしたその瞬間…
ドンッッ！！！
「グォォォォォォオ！！！」
『ッ？！？！』
突然楽屋のドアが倒れて、巨大な恐竜が楽屋の中に入ってきた。
突然の事で俺はびっくりして、そのまま仰け反ってしまって椅子ごと後ろに倒れていった。
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村瀬(プロフ) - りぃさん» あの番組好きなので、個人的に入れたかった話なんですよね！！ ぜひリアルでも出て欲しいですね…！！！ (9月10日 19時) (
レス) id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - るぅさん» こちらこそ見てくださってありがとうございます！！！😭🙌💗 (9月10日 19時) (レス) id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 全部お見通し笑不仲だった舘様のオタクだったことが明らかにされて演技のお仕事がおまけみたいになってる笑某占い番組舘様も出てほしいな笑主様大好きです！ (9月6日 21時) (レス) @page50 id: 06404982c3 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - いつもいつも素敵なお話をありがとうございます (9月6日 7時) (レス) @page50 id: cc63c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - りぃさん» 舘様と言えば花言葉！と思ってめちゃ調べました笑 夢主君はやっぱり根がオタクなので私と一緒で語彙力無くなりがちです😌 (9月3日 23時) (レス) id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村瀬
| 作成日時：2023年5月23日 22時
