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岩本「二人でやった方が早いしね」
『いや、えっと……』
宮舘「嫌なら、無理しなくていいよ…？」
『い、嫌では、ない、です……』
少し悲しそうな瞳でそう言われ、嫌ではない、なんて口走ってしまう。
自分の言葉が上手く制御できないぐらい、久々の宮舘くんとの会話で、緊張で心臓が高鳴っている。
顔なんて全然見れなくて、喋り方もしどろもどろになってしまう。
(どうしよ、どうしたら……)
助けを求めるように蓮の方を見ると「頑張って！」なんて口パクで言われてしまった。
うぅ、味方がいない…。
でも、嫌ではないと言ってしまった手前、手伝わなくていいです、なんて言えないし…。
『じゃぁ…ネギを……』
宮舘「何切り？」
『み、みじん…』
宮舘「了解」
そう言って立ち上がり、俺の隣に立つ。
30センチぐらい離れているのに、ものすごく近く感じて、心臓の音が聞こえてるんじゃないかなんて錯覚してしまう。
そんな俺の気持ちなんて知らない宮舘くんは、慣れた手つきでネギを切っていく。
流石料理してるだけあるなぁなんて思いながら、俺は、鍋に水を入れて湯を沸かしていく。
その間に卵も解いて、必要な材料を小皿に入れて用意する。
宮舘「このぐらいで大丈夫？」
『だいじょぶ、です』
宮舘「じゃあまな板とか洗ってるね」
『は…い……』
宮舘くんが流しの方へ行って距離が離れる。
その事に酷く安心しふぅ、と大きく息を吐いたところで、タイミング良く鍋がグツグツと音を鳴らし始めた。
(はぁ、もうさっさと作っちゃおう)
チラリと、後ろを見ると蓮と照くんがニコニコしながら、じっとこっちを見ていた。
蓮なんてスマホを向けていて、俺と目が会った瞬間、「やばっ」って顔をしてサッとスマホを隠した。
いやいやいや、遅いから。絶対撮っただろアイツ。
康二じゃないんだから隠し撮りは…………
……って、いやいや待て。何撮った？
今、キッチンには俺と宮舘くんが並んでいる。
蓮はスマホを横にしていた。
もしかして…そのスマホに写ってるのって俺だけじゃない…？？？
いや、勘違いかもしれないけれど、もしかしたらってだけだけど………
(俺と宮舘くんのツーショット撮った……？)
(ま、まさか、ね………)
そのまさかだと言うことは確定な気はしたけれど、とりあえず今は料理に集中したいから、あまり考えないようにする事にした。
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村瀬(プロフ) - リトさん» 第2弾更新しました！！是非見て頂けたら嬉しいですっ✨ (2023年3月8日 21時) (
レス) id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - りぃさん» 第2弾更新しましたー！これからもよろしくお願いします…🙇♀️ (2023年3月8日 21時) (レス) id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
リト - 本日も、供給ありがとうございます……！！！第二弾楽しみにしてます！ (2023年3月8日 16時) (レス) id: 466017f392 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 舘様王子対応過ぎる…！こっちが惚れそうになってしまった（？）第二弾楽しみです！これからも応援しています！ (2023年3月7日 22時) (レス) @page50 id: f1e9a57292 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - リトさん» めちゃめちゃ嬉しいです〜！！！ありがとうございます😭😭 忙しさによって更新スピード疎らですが見守っていただけたら嬉しいです😫 (2023年2月28日 23時) (レス) id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村瀬
| 作成日時：2022年7月26日 23時
