ヴァンパイア達のプリンセス

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【＿JKside＿】









守れてない







そうだ、僕はAを守れてない。








今日だってそうだった。

国民に襲われそうになったAを助けたのは、守ったのは、ユンギヒョンだ。



















JM『…いい加減にしなよ』







JN『テヒョナ、まじで頭冷やしな』














NJ『その前に手当を、』










TH『いらない。…放っておけば治るし』










リビングを出ていったテヒョニヒョン。

リビングには、気まずい空気が流れる。













YG『…ジョングガ、』









JK『ヒョン、』













YG『お前は、守れてるよ』














JK『へ、。』





















YG『Aがここに来て、１番に仲良くなったのはお前だ。…正直、俺があいつの立場だったなら、…100％死んでたよ。』












JK『…、』










YG『だってそうだろ。意味も分からずつれて来られて、僕らはヴァンパイアです。あーそうですか。ってなるか？』










JK『ぃえ、』









YG『俺らが思ってる以上に、怖かったんだと思うぞ。…俺らにも、一定の距離があった。』








JK『…』










YG『だけどよ、お前は違った。…人見知りなお前なりに頑張って話しかけたんだろ？…だからAも１番心開けたんじゃねぇの。お前が居るから、Aも…ここで暮らせてたんだよ。』










JK『ヒョ、…っ』











YG『馬鹿、泣くな。泣き虫は好きなやつに嫌われんぞ』




JN『そうだよ。振られちゃうよ』





JM『ふふ、可愛いじゃないですか』











ヒョン達はほんとにかっこいい。

いつも自分の意見を突き通して。


































でもね、ヒョン。



僕は、泣き虫な赤ちゃんじゃない。

…知ってるよ？















































JK『…、なんで、』


















YG『ん？』























JK『…少なくとも、ジニヒョンとユンギヒョンは…Aが好き、ですよね？』















YG/JN『…だから？』








JK『…？？』












JN『…確かに、好きかもだけど…弟の恋も応援したいじゃん、もちろん僕第一だよ？』









YG『ふっ、赤ちゃんは自分の事だけ考えてな』








…ヒョンがヒョンで、よかった。


僕、頑張ります。

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