塩な砂糖に恋をして。 (ページ20)

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続ページ20

JN「はぁ、何で今出てくんの」

「ジン先輩…どういう…」

『だって、ぇ…ジン君の声が、きこえたからぁっ、はやく、ジン君の欲しくてぇ…、』

あ、こいつ嫌い←

JN「…俺がドア開けるまで出てきていいって言った？…はぁ、」

『ごめん、ｯ…でも、』

JN「もういい、物わかりの悪い女、嫌いだから」

『え、嫌っ、ジン君がいい！』

JN「出てけ」

『ジン君～、』

許してっていいながら下着のままジン先輩に抱きつく通称ぶりぶり子。←

いや、私は？

JN「…せっかくいいストレス発散道具だったのに…勿体無いね。…でもごめん。もう、興味ないや」

『ひ、酷いっ』

JN「いつ僕が僕の事を優しいって言った？」

『っ…』

服を着て、玩具らしきものを引っこ抜いた女の子。

勇者かよ。

そのまま出ていってしまった。

JN「よし、ヤろ」

「は！？いや、おかしいですって！！！」

JN「何が？ああ、ストレス発散？大丈夫！あの子はそうだけど、君は好きだよ。久しぶりに心から可愛いって思えたもん。」

「(ダメだこいつ頭いかれてやがる)」

JN「…ベッド行こ」

「か、帰らせていただきます！」

JN「…ふっ、馬鹿なの？」

「は？」

JN「俺の事、好きなくせに」

「っ」

JN「大人しく抱かれてろよ」

私を引っ張ってベッドへ連れていくジン先輩。

「わっ、」

ﾄﾞｻｯ

「マジで嫌ｯ…もう好きじゃないですｯ…」

ジミナとジョングクに止められていたのは、こういう人だったからか。

女の子を、遊びとか、道具としか、思ってないんだね。

私の中で咲いていたピンクの可愛い花が、一気に枯れた。

JN「何で？家について来るってことは…こういうの期待してたんでしょ？」

「まぁ、はい」

JN「じぁいいじゃん。Aちゃんは好きな人に抱かれる。僕は可愛い子を抱ける。…誰も損しないけど。」

「最低…」

JN「よく言われる」

「離、してｯ…やだ、ｯ…」

JN「暴れないでよ～、笑…ん、」

首筋から体中に悪寒が走った。

気持ち悪い。こいつ嫌い！←

JN「っ！？痛っ！！」

「今だっ」

たまたま跨がれてたんでたまたまを蹴ってやりました。←