【wrwrd】野郎に好かれても嬉しくない！！

野郎13 ページ17

視点･･･A


途中トントン先輩と別れ、後ろに居るショッピとチーノが目に入った。

はぁ、仕方ない。そろそろ許してやるか。


『おい、ショッピとチーノ』

shp/ci「！」ﾋﾞｸｯ

『早く行かないと遅れんぞ』

shp「！はい！！」

ci「ごめんなA」

『いくら生徒会長だからってあれは許さへん』

shp「あれ、Aって関西弁なん？」

『まぁ、生まれは関西やから』

shp「マジで？」

『マジで』

ci「育ちは関東なんか」

『うん』

em「あ、おはようございます
森本さんに森比さん」

『おはようございます』

shp「っす」

ci「エミさん俺は見えてへんの？」

em「ちゃんと先生付けてくれませんからね」

ci「ごめんってエミさん先生」

em「はぁ、まぁいいです
おはようございます、橙さん」

ci「おはようございまーす！」


...元気だなぁ。


em「さぁ、早く座って下さい
もうそろそろチャイムがなりますよ」

shp/ci『はーい』


...平和。めっちゃ平和。

女子達に何もされねぇんだけど。逆に怖い。


shp「A、どうしたん？」ｺｿｯ

『いや、なんでもない』

shp「？そう」


危ない危ない、バレるとこやったぜ。流石に迷惑掛ける訳にはいかねぇからな。

ふと机の中に手を突っ込むと、何やら手紙が。嫌な予感...。


【森本 A
放課後、体育館裏へ】


やっぱりかよ...。まぁ予想はしてたけど。てかめっちゃ古典的な呼び出しじゃん。

しょーもねー。

え、呼び出しに面白さを求めるなって？だって普通のんじゃおもんないじゃん？楽しい方がいいじゃねーか。


shp「？A、その紙は？」

『え？いや、これは連絡だよ連絡』

shp「連絡...？」

『お母さんがな、引っ越しした後の事とか書いてくれたんだよ』


ほら早く前向いてくれ、こっち見ないでくれ。


shp「どんな事書いてるん？」

『えーと』


...やべー、何も考えてない。

取り敢えず適当だ！


『お金の使い方とか』

shp「あー、なるほど」


納得したんだったら前見ろ！横見んな！


shp「優しいんやなお母さん」

『うん』


そうだよめっちゃ優しいよ！だから前見て！授業真面目に聞いて！？


shp「お母さんって今どこ住んでんの？」


あれ、まだ話すの？授業聞かないの？


『今は東京、俺だけ関東から引っ越して来た』

shp「1人でここまで来たんか？」

『まぁ』

shp「へぇー」


なんだコイツ...。





更新一日に１回出来たらします。すみません。

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