今日からお嬢様になります?? (ページ6)

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リムジンの中では、

北『もうすぐ学校に着きますが、A様が東城A様になられたことを知っているのは校長と副校長のみです。』

藤『ですので、A様が息苦しくならないように学校生活は今まで通り過ごしましょう。好都合に裕太とは同じクラスですし、何かあったら私達をいつでもお呼びください。』

そう言われた。

リムジンは人目のつかない場所に停めてそこからは私と裕太、玉森先輩と藤ヶ谷太輔先輩で学校まで違う道で登校した。

裕太と登校なんて小学生ぶり

私「久々だね。」

玉『あぁ。』

私「ねぇ。裕太。裕太は私に敬語なんて使わないでよ。」

玉『いや、、、、。執事だし、、、、。』

私「寂しいよ。距離感じる。。。執事でしかたないんだったら、、、、、、、、命令っ!!!」

玉『ふっ(笑)わかったよ。じゃあ学校着く前に執事として仕事一つしていいか？』

私「ど、、、どうぞ？？？」

そう言うと裕太は鞄の中からおにぎりを出した。

玉『どーせ朝食食べないと思ったから作っといた。昼までお腹空くだろうから食べとけ。』

裕太のおにぎりは昔からなんだか形はいびつで味は美味しいっていう謎のおにぎり。

私「ふふっ(笑)相変わらず変なおにぎり(笑)」

玉『食べれりゃいいんだよ。』

私「うん。ありがとっ!!!」

こうして久々の二人登校は少し昔に戻れたような気がした。