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立ち入り禁止 ページ2

昼休みになって決まって行くところ









『立ち入り禁止教室』









多分天井が雨漏りする教室で、
誰かが、治すつもりだったのだろう。
でも、私が入学してからこの教室に入ってくる
人なんて見たことない。









、、、、、なのに、、、。









誰か完全寝てるよね。うん。










しかもさ、私の特等席にさ。









恐る恐る近づいてみると









藤ヶ谷先生?!









私がそっと顔をのぞき込むと









F「ん、、、?君は確か、、、Aさん?」




私「え、あ、はい。ここ立ち入り禁止教室ですよ?」





F「そっくりそのまま返すわ。何してるの?」





私「お弁当食べに来ただけです。寝てらしたのに失礼しました。」






F「一緒に食べる人がいないんだ?」









よく、あっさり言うよな。





私「まぁ。そーなりますね。あ、でもいじめとかじゃないんで、おかまいなく。」






F「じゃあ、俺が一緒に食べてあげようか?」






私「結構です。」





F「可愛くない女。」






え?、、、なんて言いました?
教師が言う言葉か?






私「1人が好きなだけなんで」









F「出たよ。1人が寂しいって言えない奴。私は他と違うんでみたいな見透かしてる風な奴。」









何この人、、、。
いつもの感じと違いすぎて、、、。









私は冷や汗をかいた。

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作者名:春苺姫 | 作成日時:2016年10月3日 12時

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