安室透のハムサンド ページ5
あれから幾度となく降谷ちゃんの首筋をぶっ叩き、その度に置手紙を残して休ませていた俺達。
今回は安室透の方に顔を出したのだが、ちょっと怖かった。
誰あれ。俺あんな奴知らない。降谷零って人しか知らないんだよな俺。
『怖すぎる』
諸伏「ゼロ…料理が上手になって…ｳｯ」
松田「母親かよ」
萩原「降谷ちゃん俺ハムサンド〜」
伊達「こっちの声届いてる訳ねーだろ？」
透が作ったハムサンドを一つだけ攫って仲良く5等分して食べた。
多分傍から見ればハムサンド5つが浮いてるように見えるのだろうが。
ここは奥にある休憩スペースなので問題無し！！
ちなみにさっきちらっと見てきたら透がハムサンド一個足りないって騒いでたねごめんよ☆
『よし、腹も満たされたと思うし！まぁ空腹とかないんだけど。せっかくなら、ね！！』
松田「仕掛けてやるか、悪戯」
伊達「ハムサンド勝手に食ったのは悪戯じゃ…」
諸伏「オレらが遊びに行き始めてからゼロよく寝る様になったし、と言うかアレだけやってて気づかない訳無いし…」
萩原「Aちゃんが幽霊になっても遊びに行くとかいうからでしょ〜」
『でもそれを誰かに言う様子はないし…』
松田「アホか、普通死人が近くにいるんですとか言ったら心配されるぞ頭の方で」
萩原「取り敢えず降谷ちゃんを観察して仕掛けられそうなタイミングがあればって感じかなぁ」
そんな会話をして透が店を閉めるまで、偶にクーラーの温度上げたり下げたり、透の耳に息吹きかけたりと遊んでいた。
透手強いな、零だったらﾋｬｯつってたのに。流石潜入捜査官？
そんなこんなで、まぁちょこちょこ手伝いながら透が出て来るのを待ってたのだが。
萩原「あれ、降谷ちゃんまたハムサンド作ってる」
『自分用じゃね？夜遅いし』
伊達「そういや最近降谷ん家犬飼い始めてたよな」
『ちょっと待って何それ俺知らない』
諸伏「オレが教えたふるさと弾いてくれた…！」
松田「なんだっけ、レ・ミに反応するから日本語に直してハロ、だったっけな」
諸伏「偶に風見さん散歩してるよ」
『零ｨｨｨｨｨｨｨ！？！？！？俺にも見せてくれても良かったんじゃないの！？虐めか！？！』
なんで俺には言わないんだよ！！酷いッ！！
腹いせに髪を引っ張ると痛ッ！？！？と言いつつ回し蹴りしてくる。
こわぁ、って思いながら後ずさると零は言った。
降谷「もうできるから待っててくれ」
その言葉と、5人分の皿が出された事。
それだけで十分だった。
降谷零のハムサンド→←幽霊による降谷を強制的に休ませる方法。
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瑠碧(プロフ) - ちょっと目がウルっとしたり、6人のセリフに笑ったりしてました。 (11月11日 17時) (
レス) @page9 id: f628332d4b (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 涙がボロボロ出てくる……。大好きです！ (8月5日 4時) (レス) @page9 id: de2f826e82 (このIDを非表示/違反報告)
TAKE - めっちゃ好きです (7月18日 20時) (レス) @page9 id: 20d3cc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴色世界 | 作成日時：2023年6月30日 18時
