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「夕べは不安にさせたなくて。
黙っててごめんな？
余計なこと考えずに、
俺だけ見といて欲しかった」
こんな優しい顔して、
そんなこと言われちゃったら、
忠義くん以外の人なんて、
目に入るわけない。
「ありがと。
でも、びっくりしてたんだ。
急に強引だったから」
「それも理由やけど。
はよAの一番近くにいきたかったんも、ほんま」
今度は、忠義くんから、
優しくキスしてくれる。
最初は、頬に。
それから、唇にも。
ついばむようにされて、
こんな不安な時なのに、
幸せな気持ちが、胸にじわあっと広がっていく。
忠義くんと一緒なら大丈夫だよね？
警察に相談に行ってみたものの、
話は熱心には聞いてはくれたけど、
実際に被害があったわけじゃないし、
今すぐには、
佐伯さんに注意するぐらいしか出来ないって、
言われちゃって。
「なんでですか？
なんかあってからじゃ遅いのに。
警察が府民を守ってくれへんて」
私よりも、忠義くんの方が心配して、白熱してる。
「そない言われてもなあ。
ストーカーやらDVは件数も多いし、
小さいことまで、
警察も対応し切られへんねん。
悪いけど、またなんかあったら、
相談に来て」
警察官のおじさんも困り顔だ。
「これのどこが小さい言うんですか？」
忠義くんは、まだ食い下がってたけど・・:
「仕方ないよ。
付きまといって言っても、
引っ越してからは２回だけだし。
何かされたわけじゃないし。
すいませんでした。
ありがとうございました」
お礼言って、
忠義くんの手を引いて、
警察署を出て来た。
車に乗り込んでも、
「なんで困ってる府民を助けてくれへんねん」
忠義くん、まだ憮然としてる。
「仕方ないよ。
警察の人も忙しいんだよ。
注意してくれるって言ってたし、
そしたら、きっともう来ないと思う」
「せやったら、ええけど・・・。
はよ引っ越し先、見つかるとええな。
引っ越しの準備、しとかんとあかんな」
「うん。そうだね。
って言っても、荷物なんて、ほとんどないけどね」
今の部屋の家具は全部備え付けだし、
最低限の荷物しかない。
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yume.no.(プロフ) - うぅーーっ！！苦しいーーーっ！！こうなることはわかっていたけど、やっぱり切ない悲しいですね(;_;)こんな幸せから一転！foolさんのお話は引き込まれますね！書くのも辛くなりそうな展開なので無理されず！でも楽しみにしていますね♪ (2019年12月20日 1時) (
レス) id: 979f5b0d6b (このIDを非表示/違反報告)
まゆ☆まゆ(プロフ) - やっぱりfoolさんのお話は最高です！たくさん更新してくれて嬉しいです。これから更に切なくなっていくと思いますが続きを楽しみにしてます♪ (2019年12月19日 20時) (レス) id: 8a01f69d5a (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - ここまでの甘々、楽しかったです…続きも楽しみにしてます♪ (2019年12月19日 17時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - そんな私の小言はどっかに置いといて下さい！！！続きハイパー楽しみにしてます＼(^o^)／ (2019年12月17日 23時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 更新嬉しくてすぐコメントしちゃいました笑♪実は勝手に挿入歌のように思ってる曲があるんだけど…宇多田ヒカルさんのPlay A Love Songなんですが…冬から春になる季節感やテンポ感が私の中でシンクロしてて…っていう勝手な感想でした笑 (2019年12月17日 22時) (レス) id: ac3afc1999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2019年10月23日 13時
