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side yugo
北斗は指で机をすーっと触りながら、
ゆらゆらと自分の席まで器用に歩いた。
リュックの中から白杖を取り出して、まだまだ不器用な手で伸ばそうとする。
だけど今日は、ちょっと上手くいかないみたいで。
『ぱぱ、ぱぱ』
「おっ、ほくと、人になにかやってもらいたい時はなんて言うんだった？」
『これやってください！』
「そうだったね。はい、わかりました。」
北斗の小さな手から折りたたまれた白杖を受け取って、ピンと伸ばす。
子供用の長さのそれは、今はまだほとんど、持つだけって感じ。
歩行訓練をはじめるのは、もう少し大きくなってからかな。
いずれは、一人で歩けるようにならなくちゃいけないからね。
「ほくとくん、また明日ね」
『うん！せんせいさようなら。』
「ありがとうございました。さようなら」
二人で先生に挨拶をして、
一年生らしい、背の小さい北斗と手を繋ぐ。
俺のもう片方の手は北斗の手提げカバン、
北斗のもう片方の手には、白杖を持って。
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晴(プロフ) - ゆっこさん» ご愛読ありがとうございます！大変励みになります。今後もよろしくお願いします！ (2020年8月10日 12時) (
レス) id: 924db004c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます。 (2020年8月9日 18時) (レス) id: 354b579e15 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - りんご。さん» 申し訳ありません。現在リクエストは停止させて頂いております。募集再開の目処も立っておりません…ご期待に添えず申し訳ないです…作品、読んでいただきありがとうございます。 (2020年5月30日 22時) (レス) id: 924db004c7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご。 - リクエストしても大丈夫ですか！ (2020年5月30日 22時) (レス) id: a530807534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴 | 作成日時：2020年5月30日 17時
