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それから君は、日が沈むとまたすぐに眠りについた。
出来るだけ北斗の傍にいてあげたくて
軽くシャワーを浴びた後、俺もまた隣に身を委ねる。
…俺はその日初めて、北斗の夢を見た。
今まで一度も出てきたことがなかったのに。俺と寄り添うようにして眠る北斗が、夢の中に現れた。
君は、俺に背を向けていた。
でもどうしてか分かるのは、君が今よりずっとずっと顔色が良くて、元気だってこと。
よく似合っていた黒髪には、あの頃みたいにゆるいパーマがあてられていた。
俺には到底着こなせない個性派なファッションも、北斗が着ているとなぜか様になる。
君は、惚れちゃうくらいにかっこいいから。
「北斗」
「…北斗、」
何度呼んでも君は、向こうを向いて
俺の声は聴こえていないみたいで。
まるでそこに、俺は存在していないみたい。
その理由が、今は何となくわかる。
まるで深い海に沈んでいくように、苦しくて息が出来なかった。
確かにそこに居る北斗に、どうしても指一本触れられない。
…君が消えてしまうって、
たぶんそういうことなんだと思う。
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晴(プロフ) - 名前しずくさん» あとがきまで読んでくださったんですね(^^) 2人はこれからもお互いを想いやっているはずです…！ 長らくのご愛読、ありがとうございました！ (2021年10月5日 19時) (
レス) id: 924db004c7 (このIDを非表示/違反報告)
名前しずく(プロフ) - 金平糖を贈る意味がとっても素敵で、お話にも合っているなあと感じました。今までお疲れ様でした。 (2021年10月4日 9時) (レス) @page44 id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴 | 作成日時：2020年10月21日 20時
