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第17話 ページ20

ジャキンッ

朝倉がまたナイフを構えた。そして今度はキョンの方に

切りかかっていった。

キョンは間一髪で躱せたらしいが、このままだと俺たち

2人とも朝倉にころされる!

俺たちは逃げようとしたが、ドアのあった部分は壁になっていて

出ることができなかった。

朝「無駄なの。今この空間は私の情報制御下にあるの。

  出ることも入ることもできないわ。」

おいおい・・・もう何がなんだかさっぱりわかんねぇよ。

わかる奴は今すぐここにきて俺たちに説明しろ!

朝「ねえ、もう諦めてよ。結果はどうせ同じなんだから。」

キ「朝倉、お前は一体何ものなんだ?」

朝「・・・」

朝倉は答えなかった。その直後、机と椅子が浮き、俺たちの方に

飛んできた。もう無茶苦茶だ。

貴「くそっ!」

俺はやけくそになり近くにあった椅子を朝倉に投げた。

しかし椅子は朝倉の前でバリアのようなものにあたって無くなった。

朝「無駄よ。言ったでしょ?この教室のものは私の意のままに動くって。」

ちょっと待ってくれ、俺たちをころして涼宮ハルヒの出方を見る?

またハルヒか!お前は人気だなハルヒ。それでどうして俺たちが

死ななくちゃいけないんだ?

朝「・・・最初からこうしておけばよかった。」

貴・キ「「!!」」

体が動かねぇ・・・!こんなの反則だろ!

朝「あなたたちが死ねば必ず涼宮ハルヒは何らかのアクションを起こす。

  多分、大きな情報爆発が観測できると思うわ。こんなの

  滅多にない機会だわ!」

そんなの知らねぇよ!勝手に観測してろ!

朝「じゃあ・・・死んで?」

やられる・・・!

そのとき、壁に亀裂が走り、爆風が俺たちを襲った。

幸いなことに朝倉の金縛りのおかけで吹っ飛ばずに済んだ。ただ・・・

貴・キ「「痛ってぇなコノヤロー!!」」

爆風に巻き込まれたから結構痛かった。

貴「・・・あれ?」

キ「どうかしたか?」

貴「体動かせるぞ。」

キ「・・・本当だ。」

貴「で、さっきの爆風は一体・・・」

朝倉の方を見ると、持っていたナイフが俺たちの目の前で止まっていた。

なぜなら、朝倉の持っているナイフを素手で掴んでいた長門がいたからだ。

貴「な、長門?」

朝「!!」

有「・・・1つ1つのプログラムが甘い。空間閉鎖も情報封鎖も。

  だから私に気付かれる。侵入を許す。」

朝「邪魔する気?この人間がころされたら間違いなく涼宮ハルヒは動く。

  これ以上の情報を得るにはそれしかないのよ?」

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爛那(プロフ) - お久しぶりです。書き込み失礼致します。この度、戦国BASARAでなりきろう!!でクリスマスパーティーを12月20日〜25日まで行うこととなりました。よろしければご参加ください。私も雑賀孫市として6日間とも参加する予定です。 (2012年12月18日 18時) (レス) id: 62632b0f18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Dunkelheit | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suvi/  
作成日時:2012年5月5日 2時

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