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第16話 ページ19

1年5組の教室のドアを開けて、俺とキョンは驚いた。

そこに居た人物は、朝倉だったからだ。なんで朝倉が俺たちを

呼び出したのか、皆目見当もつかなかった。

朝「・・・入ったら?」

貴「お前が俺たちを呼んだのか?」

朝「そう。意外でしょ?」

キ「で?俺たちに何のようだ?」

朝「用があるのは確かなんだけど・・・ちょっと

  聞きたいことがあるの。」

相談ならなんで俺とキョンを呼んだんだろうか。

俺かキョンのどっちかでいいだろ。

朝「・・・涼宮さんのことなんだけど・・・どう思ってる?」

・・・こいつも涼宮か。

朝「・・・人間はさ、よく言うわよね。『やらずに後悔するよりも

  やって後悔したほうがいい』って。これはどう思う?」

貴「よく言うかは知らないけど、言葉通りなんじゃないのか?」

朝「じゃあさ、例え話なんだけど、現状を維持すれば

  駄目になることは分かってるけど、どうすればいい方向に

  向かうかわからないとき、あなたたちならどうする?」

キ「・・・なんだそりゃ。日本経済の話か?」

いや、それはないと思うぞ。

朝「とりあえず小さなことでも、なんでもいいから変えてみようと

  思わない?どうせ今のままじゃ何も変わらないんだし。」

貴「まぁ、そういうこともあるかもな。」

朝「やっぱりそう思うわよね!・・・でもね、上の人は

  頭が固くてついていけないの。でも、現場はほっといたら

  良くない方向に進んでしまう。だったら、現場の独断で

  動いてもいいわよね?」

・・・朝倉は何を言いたいんだ?

朝「何も変化しない観察対象に私はもううんざりしてるの。

  だから、あなたたちをころして涼宮ハルヒの出方を見る。」

ジャキンッ

ナイフの音が聞こえた直後、朝倉が俺に切りかかってきた。

貴「うわっ!」

キ「A!」

咄嗟に躱したが、ネクタイが切れていた。

なんで俺たちが朝倉にナイフを突きつけられなければ

いけないんだ?

貴「おい朝倉、冗談はやめろ!マジで危ないって!本物じゃなくても

  いきなりナイフ突きつけられたらビビるって!」

朝「冗談だと思う?・・・ふーん。死ぬのは嫌?ころされたくない?」

キ「当たり前だろ!」

朝「私、有機生命体の死の概念がよくわからないの。」

貴「意味がわかんないし笑えねぇよ!早くそのナイフを

  しまってくれ!」

朝「それ無理。だって、


  私はあなたたちに本当に死んで欲しいの。」

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爛那(プロフ) - お久しぶりです。書き込み失礼致します。この度、戦国BASARAでなりきろう!!でクリスマスパーティーを12月20日〜25日まで行うこととなりました。よろしければご参加ください。私も雑賀孫市として6日間とも参加する予定です。 (2012年12月18日 18時) (レス) id: 62632b0f18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Dunkelheit | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suvi/  
作成日時:2012年5月5日 2時

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