キミを守る~yuta.j~

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｢ただいまー｣






｢お邪魔しまーす｣







おっ帰ってきた帰ってきた。






死にそうな顔の男の子と元気な男の子が。







なんでこうにも差があるのか…。






『おかえりなさい』







ギュッ






リビングに入って来た瞬間捕獲された。








｢もう…無理｣






『そう、お疲れ様』







あのね、恥ずかしんだよ？






岸くん居るんだよ？





何も気にして無い様子だけどさ。








それにご飯の準備出来ないよ？





って言ってもセットだけだけどさ






私から離れる気配が微塵もないから諦めて







岸くんに頼む。






『岸くん、悪いんだけどさ鍋の準備お願いしてもいいかな』







｢いいっすよ！！｣







あぁ、申し訳ないよ







『今日鍋だよ
ほら、食べよ？』






背中をポンポンしてテーブルへ連れていく







『ごめんね、岸くん』






｢いいよいいよ｣






『はい、食べるよ』





｢うん｣






横にピッタリくっつかれると食べれにくいんだけどな？

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