キミを守る~yuta.j~

103~勇太side~ ページ5

何あいつ！すっげームカつく！！






なんで彼女ヅラすんだよ！







俺の彼女は1人だけだし！！







トイレの個室に入って







スマホという名の麻薬を取り出す







写真を開けば







『はぁ……可愛い…』







俺の精神安定剤。依存性抜群だから麻薬でもある、







Aの写真を眺める。






はぁ…可愛い…






まじで早く子供欲しい。






リトルAを2人欲しい。




Aは俺にそっくりな男の子が2人欲しいって言ってた。


4人か……







『頑張んねーとなー』






5分ほど麻薬を楽しみ、現場へ戻る。








『岸くんおはよう
岸くん1人？』







学ランに身を包んだ岸くんが座ってた







｢おっ！ジンおはよ！
今は1人だな
相川は撮影中…｣







『はぁ…良かった…』






岸くんの隣に座る。






｢お前大変だなー
てかモテるなさすが国民的彼氏｣






『辞めろ嬉しくない』






｢ママ、すごく心配してたぞ｣






相川がと同じ空間に居る時はAの事をママと呼ぶようにしている。





迂闊に言ってバレたらダルいし。







『知ってる。迷惑かけてるよ…
でも今はママの写真と…チビ達の事を考えないとやってらんね』







｢おーおー、こりゃ重症だな。
それでチビは何人に落ち着いた？｣







前話している時はAに飢えすぎていて






リトルA10人とか言ってた。





『双方の意見を取り入れて俺似が2人、向う似が2人で落ち着いた』







｢4人でも大変だな｣






『まぁ、こればっかりは授かりもんだから何とも言えねーけどな』





『でも凄い楽しみだよ』

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