キミといたい~YUTA.J~

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『休憩入ります！』



午前診療がようやく終わり、カルテも書き終えて、お昼休憩。






今日も疲れたよ。まだ午前だけだけどさ。







東京は凄いね、午前中でもお客さん沢山来る。







それに全員綺麗な人。さすが美容鍼灸だよ。







スマホを取り出すと








メッセージが1件。







それは、勇太の新しいお仕事が決まったことについて。








私はそれに【おめでとう】と返し、お弁当を広げる。







｢あら、Aちゃん今日はニコニコね
いつも死んだような顔でご飯食べてるのに｣








『そんな顔してます！？
まぁ、こんな忙しいと大変ですもん。カルテ書くの。』








｢あはは！わかるわかる。
ごちゃごちゃになるよね
それで、ニコニコの原因は？｣







先輩達がずいずいと寄ってくる。









『彼氏から新しい仕事が決まったって連絡入って
少し…』








もちろん彼氏がKing&Princeの神宮寺勇太ですなんて言えないから









この返しで、サラリーマンだと思っているだろう。









｢あらー、良かったじゃない！｣






『結構嬉しいですよ』






｢Aちゃんは結婚しないの？｣





『結婚ですかー…まだ考えてないですね』




出来たらしたいけど、相手がなー…







30までは無理そうかな…？







もしかしたら30過ぎても無理そうな気もする。







｢日向もまだ20だから
早いよなー？
うちらより先に結婚すんなよ！｣









『ふふっ、努力します』






｢はいはい、もう少しで午後診察始まるよ｣








『はーい』








お弁当を片付け、白衣を着る。









よし、午後も頑張ろう

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