74~勇太side~ ページ25
『はい』
俺が声をかけるとゆっくりと開く扉
「失礼します…」
入って来たのは想像していた人。
まぁ、挨拶回るので俺の部屋来るのは1人しかいないし。
「あの、相川春菜です
今日はよろしくお願いします」
彼女は丁寧?まぁ、定番の挨拶をしてくれた。
薄紫のワンピースに身を包む彼女は周りから見ればとても綺麗な女性だろう。
俺はそのワンピースAに似合いそう。
これに花の冠でも被せて
なんてAの事ばかり
「あのっ」
『あぁ、ごめんなさい。
King&Princeの神宮寺です
よろしくお願いします』
今度ワンピースをプレゼントしようと頭の中のメモにしっかりと記入する。
『「……」』
え、帰らないの?
『えっと、何かある?』
「いえっ!すみません」
と言いながら全然動いてくれない。
『ごめんね、俺もこれから楽屋挨拶に行きたいんだ』
「なら!一緒に…『ごめん』」
『俺あんまりそういう事をしたくないんだ。
特に女性だと。
差別とかじゃないけど、俺らも今大切な時期だからさ
君もいらないスキャンダルに巻き込まれたくないでしょ?』
収録中ならまだしも仕事でもない時に一緒に居る意味がわからない。
Aならへばりついてでも居るけどさ。
「そうですよね、すみません」
そう言って出ていった。
『はぁ、いい子…か…』
なんか違う。
Aはこの子と会ったらどう思うのかな。
あいつの直感はどう捉えるのだろうか。
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ハルヒ(プロフ) - yycyttreさん» わぁーー!ありがとうございます!!!凄く嬉しいです!これからもよろしくお願いしますね! (2019年10月21日 0時) (レス) id: 1065581986 (このIDを非表示/違反報告)
yycyttre(プロフ) - 一からずっと読んでます!最高です!! (2019年10月21日 0時) (レス) id: e5d647a456 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルヒ | 作成日時:2019年10月5日 12時